記憶力を高める10のポイント

記憶力を高める10のポイント

1.イメージ化

言葉をイメージ化すると理解と記憶が深くなります。
旅行という言葉でマイカーによる家族旅行をイメージしてみます。そのイメージは、車や家族や運転や道路など様々な言葉の意味含みます。

2.想像力を働かせる

誇張したり、デフォルメしたり、理屈にあわないものが記憶に残りやすくなります。
「どうして?」「なぜ?」と思考が働きやすいからです。

3.動き

動きがあるほうが、静止しているものよりも記憶に残りやすいという特徴があります。

4.色

色は私たちの心に様々な影響を与えます。

5.数字の記憶

数字は順番や、長さ、量、割合、時間などを表しています。
幼児教室では数字をイメージとして捉えます。
ドーマン博士が開発されたドッツカードを利用し、縦横10×10の100個の丸の中で一瞬にその並び方で数字を判断します。
横が全部そろっていて縦が8列ならば807と判断するのです。これは一瞬で判断できます。そのようにして訓練していくと、立体的になっても判断可能です。
数字をイメージとして捉えられる人は数的概念が頭の中に出来上がっているために、数字の記憶が残りやすくなります。ソロバンを習っていた人(初段以上)が数学を得意にするのは、ただ単に計算だけでなく、イメージで数的処理を行なえることと関係していると思われます。
円グラフや棒グラフ、折れ線グラフなどで数字をイメージ化すると、記憶に残ります。そして、そのグラフの特色を見つけ、意味づけを行なうと忘れにくいものです。
地理の統計では、細かな数字で面積や人口、国民総生産、輸出額、山の高さ、川の長さ、気温、降水量などが表され、生産量が円グラフで表されています。この場合、正確に数字を覚える必要はありません。なぜなら毎年、数字は少しずつ変化していくからです。

6.五感の活用

年賀状などで名前を見て、顔のイメージを思い出す場合があります。
この場合、名前は再認で顔のイメージは再生にあたります。
また、逆の場合もあります。同窓会に出席し20年ぶりに学校時代の友人に会った時など、顔は再認になりますが、実際は年とともに体型や容姿や服装が変わっていますから、少し難しい再認です。
人が顔を覚える能力は、個人差はありますが、まずまず優れていると思います。
皆さんも、テレビに出演している芸能人の顔は、ほとんど見分けられるでしょう。たった一回だけ見た顔でも、その際に集中力や注意力を働かせたものは、再認すると思い出せます。
ただし、月日が経つと記憶は急速に薄れていきます。
一度だけ走った道は、ほとんど覚えていますが、助手席に乗っていると、半分も覚えていません。集中力や注意力の使い方が違うからです。
一度は走ったことがある道を、何年も後に運転した場合、時々「こんな道だったかな」と不安に思うことがあります。しかし、特徴のある商店や看板が見えると、「ああ、この道で大丈夫だ」と安心します。
このように視覚で見たものの記憶力はすごい持続力を持っています。

聴覚では、家族や友人や近所の人など、たくさんの声を聞き分けることができます。また、音楽を聴いただけで、次のメロディが思い浮かびます。
目を閉じて、静かに音を聞いてみましょう。クーラーの音、お湯が沸騰する音、ドアを開ける音、シャワーを使用している音、足音など、色々な音が聞こえてきます。ほとんど全部、記憶に残っている音であるはずです。動物や鳥の鳴き声を、約50種類も聞き分けられる人もいます。聴覚の記憶も、訓練次第で凄いレベルに達します。

触覚についても、手触りで覚えているものがあります。服の素材や魚ならば、現物を見ないでも、手で魚を触ったら、鰻と鯛と鯉と金魚は識別できるはずです。同じく動物でも、犬と馬と象と鰐と羊の違いは分かるでしょう。
目を閉じていても、重さや大きさといった要素を頼りにして、それが何か判断することが出来ます。また、温度という要素でも見分けることが出来ます。氷、炊き立てのご飯など、実例を挙げていけばキリがありません。

次は味覚にまつわる記憶です。
どこかで食べた懐かしい味に出会うことは少なくありません。これは味覚が人間の記憶として、深く残っている証左だといえます。
料理では口に含み味をみれば、たいてい何を素材としているかが分かります。

屋台で流行る店は、ラーメン店と焼きイモ屋、おでん屋、蛸焼き屋、全て強烈な匂いの記憶を残している料理です。嗅覚の記憶が残っているからこそ、値段もわからず、商品サンプルもないのに、人は屋台に入りたくなるのです。

このように、五感について人間は凄い記憶力を持っています。人間は記憶の動物だとつくづく実感させられます。

7.キーワード化

文章を丸ごと覚える記憶作業は、詩や俳句を覚えること以外には、あまり必要がありません。
詩や俳句では、1つ1つの短いフレーズに、選び抜かれ凝縮された単語が使用されています。字数などの範囲が制限されているからです。
通常の文章は、型に填めて覚えることには適していません。
私たちの長期記憶の構造は、キーワード化して、単語のネットワーク(スキーマ)、あるいはイメージとして単語で保存されていることが多い、という特徴があります。
大事なことを覚える場合、キーワードにマーキングして覚えます。
復習する時に、マーキング箇所だけチェックしていっても、かなり思い出せるものです。

8.連想

思い出すためには、手がかりが必要です。
グループ化して覚えると、別々に1つずつ覚える場合よりも少ない記憶容量で思い出すことが容易になります。
記憶の棚のどの部分に入っているかが分かったら、その言葉から芋蔓式で思い出すことが可能になります。

9.情報整理

テキスト等、複雑なものを覚える場合は、情報を整理することが重要です。
ブレインマップは系統的に大量の知識を覚える方法です。
また、ブレインストーミングを利用し記憶する訓練も実施しています。
民法論点などを図化して整理したあと、論点をフローチャート化してまとめると、複雑なことをイメージで、楽に思い出すことができます。図表を活用することは重要で、これは一種のイメージになります。更に、これをキーワード化すると、もっと覚えやすくなります。

10.反復

精読で一度だけ読んだものでも、印象度の強いものは長期記憶になる場合があります。
しかし、大部分は、反復しないと忘れていきます。個人差はありますが、3回以上の反復を行なえば、だいたい覚えることができます。
重要用語の知識があれば、1回目は、読む時に注意深く集中して読む精読の読み方が、記憶のためには適しています。1回でもインプットされると、次に読む場合は再認になるので、全体理解で復習しても良くなります。ただし、忘れている部分は精読で読み、インプットし直すことが必要で、反復記憶は情報整理と並んで、学習の記憶では中心に位置します。

まとめ

これまで、記憶を高める10の方法を述べてきました。
精読、インプット→キープ
反復して数回読む→アウトプット
再認は、対象を見て思い出す方法です。
集中し、注意して見たものは記憶回路にインプットされていることが分かります。
再生は、対象を見ずに思い出す方法で、こちらはアウトプットの練習を反復して行なう必要があります。
テキストや専門書を、どれほど丁寧に読んだとしても、1回で全てを記憶するのは非常に困難です。
どのように、復習したらよいか、効果的な方法を示しましょう。
人の記憶は時間の経過とともに失われていきます。
記憶の定着化のために反復が必要ですが、完全に忘れてしまってから行なうと、その労力は一回目と同じになってしまします。
復習のタイミングが大事です。
1回目の復習は学習後10分、2回目は1日後、3回目は1週間後、4回目は一ヶ月後、5回目は半年後、とインターバルを少しずつ長くしていきます。
1回目は精読でしっかり読むことが必要ですが、2回目以降の復習は全体理解でもOKで、覚えている所と忘れている所は区別しておきます。3回目以降の復習は忘れていた所だけでよいので、復習時間は短縮されるはずです。
図式化してまとめておけば、それを復習するだけで十分でしょう。

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