【視力回復コラム】
「テレビ・読書・パソコンは眼を悪くする」は大ウソ

「テレビ・読書・パソコンは眼を悪くする」は大ウソ

 視力はどうして低下するのか、また、目はどうして悪くなるのか。
 眼球に流れ込んでいる血液の流れが悪くなって、血行障害の状態になったのが、すべての眼機能低下の直接原因なのである。
 近視、遠視、老眼、乱視、テクノストレス症候群による眼機能の異常… すべて、目の血行不良が原因である。
 読書のしすぎや、コンピュータのやりすぎで目が悪くなることはない。
 もし読書やコンピューターで視力が低下したとしたら、それはその人が眼球を血行不良にしてしまうような不適切なやり方で、読書やコンピュータを扱ったからなのだ。
 血行障害を起こさないような気配りをしておいて取り組めば、いくら大量に本を読もうが、コンピュータをやり続けにやろうが、視力が低下することは絶対に起こらない。
 後で改めて詳しく科学的根拠を説明するが、勉強、読書、コンピュータ、ファミコン、細かい手作業、俗に視力低下の原因とされているものは、原因でも何でもなく、ただ眼球の血行不良状態を引き起こしやすい、という点て副次的な原因になっているに過ぎないのである。
 理解しやすいように、例を挙げよう。
 ソウル・オリンピックのマラソン代表選手の選考会となった、福岡国際マラソン(瀬古利彦選手が負傷で欠場して物議をかもしたという大会である)で、優勝した中山竹通選手が、世界記録をはるかに上回るハイ・ペースで飛ばしながら、後半、激しい風雨でガックリとペースを落としてしまい、結局は平凡なタイムに終わってしまった。
 マラソンは真冬の競技であるから、風雨に降りつけられると、身休が氷のように冷えてしまう。
 冷えると、身体は本能的に凍死を防ぐために血管も筋肉も硬く収縮させて、できるだけ体温が放散しないようにする。
 血管の断面積が減少するから、当然、血液の流量は減って血行不良状態になる。
 そういう状態で無理に筋肉を動かそうとしても、エネルギー源を燃焼させるのに充分な酸素は送られてこず、また燃焼させた後の分解産物――疲労物質の運び出しもスムーズには行われないから、筋肉中には加速度的に、どんどん疲労物質が蓄積していく。
 中山選手ほど鍛え上げた天才的な選手でも、筋肉の血行不良と疲労物質の蓄積には勝てない、ということである。
 それと全く同じことが、眼球をめぐっているいくつかの筋肉でも起こる、血行不良状態に陥ると疲労物質が蓄積して、筋肉が動かなくなる、ということなのである。
 その結果として、焦点が近くに合ったまま、眼球の筋肉が動かなくなってしまったのが近視であり、遠くに合ったまま動かなくなってしまったのが、遠視である。
 さてまた、マラソンの例に話を戻して考えてみよう。
 寒さで血行不良になり筋肉が動かなくなって、やっとの思いでゴールインした選手の足を元通りにするのに、人はいったいどういう方法を用いるだろう。
 ただ地面にボンヤリと足を投げ出して、自然に血行が回復し、疲労が取れて動くようになってくれるのを待っているだろうか?
 とんでもない、そんなノンビリしたことをやっていたら、疲労回復にどれだけの時間が必要か、わかったものではない。
 マッサージして温め、硬くなった筋肉をもみほぐし、少し筋肉の状態が戻ってきたら、屈伸運動をしたりストレッチ運動をしたりして、疲労を少しでも早く回復させようとするだろう。
 疲労の極致に陥った筋肉を動かすのは非常につらいが、それでも、ただじっと静かにして全く動かさないでいるよりは、適宜に動かしたほうが、疲労の回復は格段に早められるのである。
 ところが人間は、どういうわけか眼球をめぐる筋肉だけは特別視していて、疲労を感じたとなると、ただ休めることだけしか考えない。
 そうすると、マラソンの例からも類推できるように、動かした場合の数倍もの時間を、疲労回復に必要とする。
 そこで、疲労が完令に回復しきらないうちに、次の、目を働かさなければならない時がやってきてしまう。
 前の疲労が抜けきっていないから、当然、速く疲労が来て、眼球の筋肉は動かなくなる。
 また休めるが、ただ単純に休めるだけだから、疲労の回復は不充分で、眼球筋肉の中の疲労物質の蓄積量は、増大していく一方である。
 こうしてどんどん、眼球筋肉を動かさない時間が長くなっていく。
 そうすると、筋肉は、寝たきり老人の筋肉がスッカリ落ちてしまうことでもわかるように、使わないでぃるとやせ細っていく、という特徴を持っている。
 眼球筋肉も特別ではなく、どんどんやせ細っていくのである。
 ずっと病院でベッド生活を送っていて足の筋肉が衰えた人が、いきなりマラソンの練習をしてもすぐにへたばってしまうのと同じで、やせ細った筋肉は、何ほども使わなくてもすぐに疲れて動かなくなる。
 血行不良で眼球の筋肉がすぐに疲労して動かなくなり、焦点距離の訓節が近距離にしかできなくなったのが仮性近視で、その状態が持続して、筋肉がやせ細るところまで症状が進行してしまったのが、真性近視である。


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