ワーキングメモリーの鍛え方 | SP速読学院

速読ブログ

2011.10.29
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ワーキングメモリーの鍛え方

こんにちは!インストラクターWです。
さて、本日はワーキングメモリーの鍛え方についてお伝えしたいと思います♪
前回記事、「ワーキングメモリーって何?」はこちらからどうぞ。

さて、前回ご紹介したワーキングメモリーは、ヒトが「貯蔵」と「保持」を同時に行うときに用いられる記憶能力であると申し上げました。
それではこの重要な能力・ワーキングメモリーはいかにして鍛えることが可能なのでしょうか?

まず第一に、ワーキングメモリーの機能について詳細にみていきましょう。
ワーキングメモリーは、Baddeleyという学者さんによって提示された概念であり、これは3つの部分からなると考えられました。
一つは視空間スケッチパッドといいまして、視空間刺激のメモ帳のことを指します。たとえば今1秒間だけ窓の外をみて、1秒後にまたパソコンの

画面をみるとしますよね。しかし、今見ていないのにもかかわらずあなたは窓の外にあった景色を思い出すことができるかと思います。これが視

空間スケッチパッドが行う作業なわけです。
次に重要なのは音韻ループという機能でして、字義通り言語音声入力のメモ帳です。中学校の英語の時間なんかに、「please repeat after me」

といわれて、先生がしゃべった英語を言葉にして繰り返す、ということをされた方も多いと思います。例えばこのとき、「bike」といわれたらすぐに同

じ言葉をあなたは復唱できていたかと思います。耳で聞いた言葉を覚えておくこと、これが音韻ループという機能なわけです。
そして最後が中央実行系という機能です。これは上記の二つの従属システムを調整するための機能を担っているものだそうです。

以上のように、三つの機能が一生懸命働くことによって、ワーキングメモリーは文字通り「作動」するわけです。さて、ここで重要なのはこうした三

つの機能に支えられているワーキングメモリーはどのようにしてトレーニング可能となるのでしょうか。

一番手っ取り早いのはもちろんワーキングメモリーをフルに使う読書ですが、その他ワーキングメモリートレーニングとして有効なのは単純計算であるといわれています。
読書以上にワーキングメモリーをフルに使う作業ですからね~

ちなみに計算といっても本当に単純計算で十分だそうで。
微分積分とかではなくて、掛け算や足し算などなど。

どうぞお試しあれ☆
ワーキングメモリーを鍛えることができれば、仕事の効率もアップしますし、生活の中での「ど忘れ」もなくなってきますしね~

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