BYU授業様子 7月25日
昨日はユタ州の開拓者記念日で祝日だった。アメリカは州独自の祝日があるのが日本とは違う。7月4日は独立記念日で祝日だったが、プロボ市では、BYU を基点として、2時間に及ぶパレードがあった。アメリカ軍が出てきたら、ひときわ大きな拍手で見物客が迎えるのは、自由を勝ち取った国と敗戦によってお仕 着せの自由が与えられた国の違いを感じた。
さて、今日から記憶術の授業にはいった。SP式の記憶術の全体像の説明をする。
イメージ変 換法、連想結合法、音声変換法、かけくぎ法、場所法、頭文字法、反復法、スピード暗記術について説明する。これら全部を授業で行う時間はないから、特に、 チャンキングのノウハウを身につけることについて解説する。一度に覚えられる単語は7 ± 2チャンクであることをミラーが発見したが、文章になると、4 ± 1 チャンクになる。チャンキングができると書き出せる単語数がどんどん増えてくる。そして、本を読んでも、内容を詳細にわたって書き出せるようになるのだ。 SP式はこのレベルまでマスターできる。
今日は形容詞の単語イメージ訓練と連想結合法を5単語→10単語→15単語と行う。その後文章を読んで キイワードやキーフレーズを書き出す練習をする。授業の2週間目に文章中の単語書き出しをさせたが、あのときは、キイワードやキーフレーズにアンダーライ ンをつけて書き出させた。今回はもっとレベルアップしている。キイワードやキーフレーズは示さずに、本人が文章を読解しながら、何がキイワードやキーフ レーズにあたるか探していき、それを覚えて書き出す。
今回はSections of the Newspaperという文章で48のキイワードやキーフレーズがあった。授業時間内に終えたのは、2人だけだった。2人の平均は25個。後の他の人は時間が足りなかった。平均は約18個書き出した。レベルは高いと思う。