大学受験シーズン到来!受験改革の今こそ「英検」を活用して合格を勝ち取ろう! | SP速読学院

速読ブログ

2022.01.26
インストラクターより

大学受験シーズン到来!受験改革の今こそ「英検」を活用して合格を勝ち取ろう!

新年を迎えれば冬休みが終了、そして受験シーズンに突入ですね。

特に大学受験においては、2日間にわたり「共通テスト」が開催されます。
(共通テスト対策については、前回のブログも是非参考にしてください!)

大学入試制度そのものが大きく変わるなかで、来年以降、どのように対応していこうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今からでも間に合う!「英検」の取得と活用方法について、速読的目線からお伝えします!
今回の記事は、実際に英検準1級合格のお手伝いをした、新宿南教室の継本が書いています!

祝!受講生さんが英検準1級に合格!

昨年のことになりますが、新宿南教室の受講生さんが英検準1級に合格されました!

その受講生さんは、まさに大学入試を控えた受験生でした。

ですが、受講当初から英検準1級合格を目指して速読を学ばれていたので、合格のしらせにインストラクター一同、一緒になって大喜びしてしまいました。

受講生さんの最初のヒアリング

受講生さんが初めて無料体験レッスンでご来校されたのは夏ごろでした。

英語速読を希望されていたので、英検やTOEICのテキストなどを用意して、お待ちしていました。

弊社では最初に必ずしっかりお話を伺って、ご来校の目的と目標設定を行います。
記入していただいたアンケートを拝見しながら、私はお伺いしました。

私「受験生…ということは、共通テストや入試の対策ですか?」
受講生さん「いや、まずは英検の準1級を取得したいんです!」

──準1級。

私は遠い目をしました。

勉強された経験のある方なら解るかと思いますが、英検の準1級は、はっきり言って難しいのです!

英検の公式HPによると、レベルは『およそ大学中級程度とされています。
社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます』とのこと。

合格率は現在公表されていませんが、2016年の段階では15%。
TOEICに換算すると800点台以上…数字を並べる間でもなく、簡単に取れる資格ではありません。

私「受験勉強もしながら、英検の取得となると大変ですよね…」
受講生さん「でも、英検を取得すると受験で有利になることが多くて…」

そう、ここしばらく教室には「受験生であり、英検準1級受験を目指す」方が格段に増えているな、とビシビシ感じておりました。

それまで、受験生のほとんどは現代文の長文読解対策で来られる方が圧倒的多数だったのに、今や英検の対策を希望する方が迫る勢い。

その裏側には、これもまた、大学入試の改革があります。

英検の取得がここまで受験に有利になる!

英検やTOEICなど、外部の検定を活用した受験を「外検入試」と言います。

2021年に始まった入試改革では、センター試験が廃止となり、共通テストが導入されるという大きな変化がありました。

なかでも英語は「読む・聞く・書く・話す」の4技能全てを判断する方向性となったため、リスニングとリーディングだけではなく、面接等が設定されている外部の検定試験に目が向けられました。

学校推薦はもちろん、一般選抜でもその傾向は顕著で、外部検定で取得した級や点数を、試験項目のひとつとしてカウントする大学が年々増えています。
具体的には、2017年は110校だったのが、2021年は234校と倍以上増えているのです。早稲田大学や中央大学、上智大学など、人気の高い大学も、例外ではありません。
参考:大学受験パスナビ

では、英検がどのように入試に反映されるのか。一般選抜の場合、3パターンに分けられます
参考:大学受験パスナビ

出願資格
特定のスコアや級の保持がそもそも出願に必要。代わりに英語の試験が免除されることが多い。
得点換算
保持しているスコアや級を、共通テストや入試の点数に換算する。級によっては満点換算されることも。
加点
保持しているスコアや級によって、共通テストや入試の点数に加点する。

そう、英検を取得していれば、英語の点数は満点になることさえあるんです。

入試は生もの。

試験当日は問題との相性や自分の調子も、蓋を開けてみるまで分からないため、事前に点数がしっかり解っていれば安心ですよね。
どんなに勉強をたくさんしていても、試験直前になれば手薄だったところが見えてきて焦るもの。
そんな限られた時間でも、英語以外の科目の勉強に力を入れられます。

立ちはだかる(英語の)読書速度の壁

話を受講生さんに戻します。

私「わかりました!ですが英検準1級は文章量も多いですよね」
受講生さん「そうなんです、そもそも模試でも読み終わらないくらいで」
私「とりあえず準1級の問題集を使って一度計測してみましょう」

~数分後~

受講生さん「終わりました」
私「お疲れ様でした!どのくらいの理解度で読めましたか?」
受講生さん「かなり……おおざっぱです」

わかります!

試験は制限時間がある!

焦る!

そして理解度が浅くなる!

一語一句読み込んでたら終わらない!

わかる!

なぜなら英検準1級は4000wordsくらい文章量があるから!(回にもよりますが)

そして、計測したときの読書速度は、分速110wordsほどでした。

つまり、読むだけで37分かかってしまいます。

また理解度がおおざっぱだったので、しっかり解けるほどに読むとなると、もっと速度は落ちてしまいます。
筆記試験の時間は90分ですから、正直余裕があるとは言い難いです。

ちなみに、110wordsはほぼ日本人大学生の平均速度なので、受講生さんが遅かったわけではなく準1級のレベルが高いのです。
参考:英語資格試験スピードリーディング

ではどのくらいの速度が必要かと言うと、今よりさらに丁寧に読んだ「熟読」で「分速120-130words」程度。
内容を理解しながら読む「精読」では「分速200-250words」程度は欲しいところです。

そのように受講生さんにお伝えし、理解度と速度を上げていかなければならないとご説明。
ご本人も模試などでもなかなか終わらないことを気にされており、すぐにトレーニングはスタートすることになりました。

限られたトレーニング期間の有効な練習方法

初めて教室に来られたのは8月ごろ。
受講生さんが目標としていた、英検の第2回実施日は10月前半。時間は正直ギリギリです。

受講生さんが選択されたスチューデントコースには問題集が1冊ついており、内容は選べるため英検準1級の過去問を使用しました。
なるべく実践に近い形でトレーニングを行うことで最短ルートでの上達を目指します。

実際のトレーニングは理解度と速度をバランス良くあげるため、次の3つを重点的にトレーニングしました。

目の動き
飛ばし読み、拾い読みをしなくても速く読めるように、スムーズな目の動かし方を練習。特に焦ると飛ばし読みが起きやすくなるので、視野+眼筋を使って、なめらかな動きに慣らしました。
心内辞書の活性化
ゆっくり読めばちゃんと読めるのに…という方にはぴったりの練習です。これまでインプットした単語を認識する速度と量を増やしていきます。ひとつひとつの単語の判断を素早く行えるようにソフトを使って、幅広いジャンルの単語を使って練習します。
音声化の軽減
英語においては難しいところではあるのですが…。どうしても一語一句音読しないとしっかり読めている感覚がない、という状態だと音読に力を割いてしまいます。音にしないでも読める感覚を身に付けてもらいました。

結果!最初おおざっぱで110words/分だった速度は、10月初頭には熟読で140words/分までアップしました!そして無事合格を掴み取った…というわけです。

自分の勉強を効率良くするツール、それが速読

もちろん、速く読めたからといって合格できるわけではありません。
そもそも一次が合格しても、二次の面接が控えています。

ですが、せっかく勉強していてゆっくり読めば解けるのにタイムオーバーになったり、焦った末に回答を間違えてしまうのはもったいない。
落ち着いて時間を効率良く使うために、速読という武器を手に入れてもらいたいと思います。

合格された受講生さんも、共通テストの模試も全然解き終わらなかったのが、今は最後の大問までしっかり解けるようになった!と報告してくれました。

これから英語をどうやって対策しようか…と悩んでいる受験生の方!

私たちインストラクターと一緒に考えていきませんか?

英検やTOEIC、共通テストなど、それぞれの目標を決めて一緒に合格を目指しましょう!
まずはお気軽に、無料体験レッスンを受けてみてください。今の問題点について、マンツーマンでしっかりとヒアリングいたします。

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