受験生が時間の不安を解消する方法(前編) | SP速読学院

速読ブログ

2021.10.27
インストラクターより

受験生が時間の不安を解消する方法(前編)

受験まで時間がないのになかなか対策が進まない、試験で最後まで問題が解ききれない、なかなか勉強で集中力を保つことができないなど、現在直面している受験までの不安を持っている方に向けて、小さいけれどすぐに効果が出る方法をお教えします。

この記事を書いているのは、速読を通して多くの受験生や資格取得をサポートしてきた九十九です。実際に受験の不安と立ち向かう生徒さんを見てきた経験から、具体的な対策をお伝えします。

癖を知ることで読む力が改善

学習速度を上げるにはまず読みの癖があるかどうかを知る必要があります。
受験生が気にするべき数字を紹介した記事読書スピード計測のページをシェアしましたが、結果はどうでしたか?

分速400〜700文字の結果が出ていれば読書の方法として、特に手直しが必要なほどの癖はないと考えて良いでしょう。
しかし、400文字以下だったならば読書速度の上がらない理由が2つ考えられます。

読書速度を下げてしまう理由①
 唇が動いている

学校教育で音読を最初に学びます。
音読の速度と口に出して話す速度は直結していません。

通常人は分速300文字前後で話すと言われています。
同じ速さで文章を読めるとしたら、読書速度300文字は誰しもが到達しているはずですし、文章を口に出して読んだ場合の速度の限界もおよそ300文字前後になってくるということ。

つまり、読書速度を下げてしまう理由のひとつは、唇を動かして読むことで、物理的に唇がそれ以上の動きに間に合わないことが要因です。

<改善方法>
唇が動かないように意識をして読むだけでこの癖は難なく改善できます。
それでも動きが止まらないのであれば口を閉じるだけで動きが制限されます。

読書速度を下げてしまう理由②
 返り読みが多い

返り読み(読み返し)は誰にでも起こることなので、減らすことが大切です。
減らすために返り読みが起こる原因を知っておきましょう。

1.集中力の欠如

集中力を長い時間持続をさせることは難しいです。
人間の情報処理の80%は視覚情報によるものといわれています。
事実、現代の人はスマホを中心に情報を得ると思いますが、ほとんどはネットニュースや動画を通して情報収集をしているはずです。
日頃から目を酷使しているので、読書の際に眼が披露することで、集中力が欠如しやすくなるのです。

<改善方法>
眼筋を鍛えて疲れにくい目を作りましょう。
眼筋は何かを読むとき以外は殆ど使わないため、鍛えられることがないです。
意識的に動かす時間を作ることで体の筋肉と同じように疲れにくい目を作ることができ、目の疲れからの集中力不足を補うことができます。
こちらのサイトは眼筋を鍛えるトレーニング方法を紹介しています。
是非参考にしてください。

2.知識の不足

文章を読むときには背景知識の積み重ねから意味をつなぎ合わせて理解するということをしています。
知らないことは前後の文脈から予測をして読むということを無意識に行います。
こちらは積み重ねになるので新しい知識を重ねること以外に特別な改善はありません。
つまり、本を読めば読むほど速く読めるようになるということなのです。

少しずつ読書を進めることで、本を読む習慣を身につけていきましょう。

まとめ

唇読みと返り読みの癖がなくなるだけでも読む力は大幅に改善され、試験や準備がスムーズになるでしょう。
しかし、この二つを改善しても平均と比べてマイナスのものがなくなるだけです。
次回は即効性のある方法で平均的な人がプラスに変わる方法をお伝えします。

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