速読書評『私が弁護士になるまで』 | SP速読学院

速読ブックレビュー・書評

木村インストラクター書評『私が弁護士になるまで』

私が弁護士になるまで (文藝春秋) 私が弁護士になるまで (文藝春秋)

菊間 千乃 (著)
216ページ

アナウンサーという仕事に迷い選択をせまられた私はフジテレビを退社、退路を絶って司法試験に挑戦することを決意する。ロースクール卒業後、五年以内に三回しかチャンスはない。一年目の不合格。そして―。
30代で人生を変える! 挑戦の熱い一冊。

【読書の所要時間】 1回目1時間(精読)、2回目1時間(精読)

 

元フジテレビアナウンサー・菊間千乃さんが、司法試験合格を目指して一念発起。30代を迎えて退社の決意を固め、猛勉強の末、2度目の受験にして合格。弁護士になるまでの奮闘記です。
 アナウンサー時代に漠然と感じていた仕事への疑問から始まり、自分が弁護士に向いていると思った経緯まで含めて、正直で飾らない心境が綴られています。なので、元気になれるエッセイとしても読めますし、仕事とはどうあるべきかを考える意味でも、非常に参考になります。
 もちろん、司法試験を目指す皆さんにとっては、お役立ち情報満載。心構えや勉強法が、事細かに記されていますから、大いに役立つことでしょう。不合格を一度経験した上での合格だけに、試験で失敗する人と成功する人、それぞれの傾向や特徴の分析にも、説得力があります。
 試験勉強の期間中。勉強仲間がいても、最後は一人。不安になることも度々。そんなとき、菊間さんがどうやって気分を切り替えたかを読めば、試験勉強で悶々としている皆さんも、気が晴れるのではないでしょうか。

(木村インストラクター 2012年11月)


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