速読の理論 リーディング・スパン=理解文字数を増やす
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リーディング・スパン=理解文字数を増やす
リーディング・スパン即ち、一目で把握できる理解文字数が増えることは、速読能力を高めるためには非常に重要な要素です。
理解文字数が少ないと、それだけ小刻みに目を動かさなければならないわけで、速く読むことができません。目だけ速く動かしても文字は明瞭には見えなくなるからで、明瞭に見えていないものを理解するのは無理です。
このことを確かめるために、簡単に行なえる実験があります。
ノートの1部に、5文字分に相当する穴と、20文字分に相当する穴を作ってください。厚紙のようなものでも結構です。紙で視界を遮り、穴を通してしか文字が読み取れない状態にするわけです。
こうして、まず20文字の穴でどのスピードまで見えるか、実験してみましょう。
そして、ノートを動かして、見えにくさをチェックします。よほど激しくノートを動かさなければ、文字が見えにくい状態にはならないはずです。
その後、今度は5文字分の穴で、同じ調子で勢い良く動かしてみてください。そうしたら、一転して、文字がはっきりとは見えなくなっていることに気づくはずです。
従来型の速読教室の中には、ひたすら目を速く動かすことばかりを重視しているところがあります。これは実は本末転倒で、視野を拡大し、リーディング・スパンを増やすことのほうが遥かに大切なのだ、ということが、理解していただけたと思います。
右脳教育研究所で調査した結果、コンピューター画面上で文節毎に文字を表示し、文字が見える限界スピードは、以下のようになりました。
1文節(5文字前後) | 2,000 ~ 3,000 文字/分 |
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2文節(10文字前後) | 4,000 ~ 6,000 文字/分 |
3文節(15文字前後) | 6,000 ~ 9,000 文字/分 |
4文節(20文字前後) | 8,000 ~ 12,000 文字/分 |
5文節(25文字前後) | 10,000 ~ 15,000 文字/分 |
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