速読の理論 末尾の事項索引を最大限に活用する

末尾の事項索引を最大限に活用する

教科書や参考書、専門書などでは、末尾に事項索引が載っているものが大半です。
そういう場合には、この事項索引を活用すると良いでしょう。
まず分からない言葉の意味を調べてから読み始めるか、全体理解で、ひととおり読み終わった後に意味を調べるか、この両方式を組み合わせるかして、頭の中に“基本語彙”を蓄えるようにしてください。
大人向けの新書や文庫本、時事問題の新刊書を読もうとすると、大学受験レベルや大学の教養課程レベルの語彙力が要求される場合が多々あります。
その程度の“知識ベース”があれば、速読術の訓練後には、これらの本を速読できることになります。
理解不足のもう1つの原因は“スキーマ不足”です。
前述のように、スキーマとは“理解を判定可能な方向に向ける、構造化された知識のまとまり”ですから、このスキーマが頭の中に形成されていないと、難解な文章を完璧に理解して読むことは非常に難しくなります。
とにかく最初は、全体理解でスキーマを形成していくことが大切です。
さて、どれほどゆっくり読んでも全く理解できない、という本があります。
典型的な場合は、未知の外国語の本でしょう。
これは、明らかに理解不足、スキーマ不足、勉強不足が原因です。
ですから、もっとレベルを落とした平易な本、入門書などから読み始めるようにし、スキーマを形成しなければなりません。
では、ここで、あなたの理解力について判定してみましょう。
理解力は、対象とする文章の難易度によって大きく違ってくるので、当然、本によって変化します。
あなたが読みたい本を、この基準に当てはめてみてください。

「本当に文章の内容が理解できるということは、イメージで分かることだ」と、故人になられた品川嘉也氏は言っておられます。
私も同感です。
イメージで映像的に、三次元的に理解した内容を、言語化して第三者に言葉で説明できる、あるいは、文章として書き出せる、これが真の意味で“分かった”状態なのではないでしょうか。
一般的には、速読術をマスターすると、理解度もそれに並行して上がってきます。
訓練以前は1文節ずつの単位で文章を理解していたのが、速読術のトレーニングによって、3文節をいっぺんに理解できるようになったと仮定しましょう。
そうすると、以前には細切れの文節3個を頭の中で“連結”して初めて分かっていたのが、その連結の工程が省かれ、いっぺんに把握できるようになったわけで、この点だけを取り上げても、相当に理解度が上がります。
それに加えて、速読術のトレーニングにおいては、イメージで理解する訓練も並行して行ないます。
イメージで読める割合が増えるにつれて、右脳に映像化して記憶できる割合も比例して増えるわけで、そうなると、記憶の定着率が上がってきます。
また、読み終えるまでの時間が短縮されますから、冒頭のほうを忘れてしまう“消耗”率も低く抑えられます。
こういう諸要素の組み合わせにより、速読術で裏付けられた精読で読むようにすると、脳の記憶回路に語彙をインプットするペースも加速されます。
この繰り返しによって頭の中で“良い循環”がどんどん起こるようになり、蓄えた知識が必要時に無理なくスムーズに引き出せる状態が作り上げられるのです。


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