第三回 「二十倍の速度で読める」

第三回 「二十倍の速度で読める」

永田「コーチ一人対生徒一人ですね! だから、SP速読記憶術学院では、生徒一人につき、インストラクターが一人つくわけですね」

 体感して会得する強化には、コーチが必要、という橘学院長のセリフに大きく頷きながら、教室の中を見回します。
 気になっていたのですが、橘学院長の他にも、インストラクターの方が数人、静かにいらっしゃるのです。
この方々がどのように授業されるのか、非常に気になりますが、そのお話はまた後日レポートしたいと思います。

橘学院長「速読で、今までのスピードの二倍ぐらいの速度で読むようになるのなら、コーチなしでもできるようになるかもしれません」

 私からすれば、二倍でもすごいんじゃないかと思うんですけども、SP式では尋常じゃない数字が、燦然と並んでいます。

 一分間一万文字です。

 いろいろと速読教室のホームページをのぞいていて目に止まる数字は、一分間五千文字というところが多いように思いました。まぁ、五千文字だって、私からすればすごい数字です。
 それを、SP式では、一万文字を掲げているわけですからね。尋常じゃないです。

橘学院長「やっぱり、五千より一万文字のほうが、キリが良いでしょう!」

 え! そういう問題?

橘学院長「うちの場合は一分間一万文字とか、その辺ぐらいが受講生が受けられる平均的なレベルなんです」

永田「ちなみに、一分間に一万文字ですと、普通の人の何倍ということになるんですか?」

橘学院長「二十倍ぐらいになりますね」

 二十倍!

橘学院長「野球だったら、プロにまでは行かなくても甲子園に出場できるレベルです。同様に、速読でも、かなりレベルの高いところに行こうと思ったら、コーチが必要なんです。
 楽器なんかでもそうですね。コーチが良ければ良いほど、高いレベルにいけますね。
 SPの場合はコーチの部分を、非常に大切にしています」

永田「なるほど、アスリートと同じスタイルですね」

 イメージはすっかりアスリートの私ですが、一つ疑問が湧きました。
 SP式とは違い、講義形式の速読教室の場合、どうやって速読テクニックを習得するのか、ということです。
 気になる橘学院長のご解答は、次回へ!

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