速読理論 速読法によって読解力が高まり、すべての成績アップにつながる

速読法によって読解力が高まり、すべての成績アップにつながる

 速読法をマスターすれば、限られた時間で読書量をふやすことが可能になります。同じ時間を使って多くの情報を仕入れることができるので、当然試験勉強などの効率も大幅にアップ。成績上昇はまちがいありません。
 しかしあなたはこう思うかもしれません。試験勉強では、全体理解よりも読書スピードの劣る精読をしなけれぱならないから、速読を学んでも意味がないじゃないかと。
 確かに大まかな全体理解は、試験勉強には通用しません。正確に理解して記憶に残るような精読の読みかたが要求されるからです。速読=全体理解のように思われがちですが、それは正しくありません。SP式速読法は全体理解だけでなく、精読、熟読のレベルにまで影響をあたえます。
 SP式速読法を実践すれば、大脳の情報処理能力が大幅に向上し、《全体理解》はもちろんのこと、《精読》や《熟読》の読書スピードも格段にアップするのです。
 結論から言えば、SP式では精読のスピードを毎分二〇〇〇~一〇〇〇〇文字にまで高めることができます。一般の人間が読む速さの三倍から一六倍速く読める計算になり、それだけ反復学習の時間を作ることができます。第一章の「記憶のしくみ」で、記憶には。短期記憶”と。長期記憶”の二種類があることを述べました。試験勉強で読書する場合は短期記憶を用いていますが、三~五回くらい反復すると、長期記憶に転送され、記憶は確実なものとなります。試験の前には大変有効でしょう。また試験のときは、普通の人が回読んで解答するのがやっと だとしたら、三回は読み直すことができるので、ミスも少なくなり、それだけ有利になるでしょう。
 SP式の速読トレーニングにより、読解力を向上させることが可能となりますが、国語の読解力はすべての教科の基本となります。国語読解力が不足している人は、算数や数学の計算はできても、応用問題はできないことがあります。また、英語の読解問題の際、普段から新聞などを読んでいなかったり、あるいはそのジャンルについて考えた経験がなければ、それを英語でわかることなどできるはずがありません。概念知識がないものを他の外国語で理解するなどまず不可能です。
 社会や理科の暗記科目は、先にふれたように、速読によるスピードアップにより、反復学習が可能となり、暗記が楽になります。

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