速読書評『3歳までの子育ての教科書』

飯田インストラクター書評『3歳までの子育ての教科書』

3歳までの子育ての教科書 (アスコム) 3歳までの子育ての教科書 (アスコム)

245ページ

頭をよくする育て方は? ストレスのない育児の方法は? 元気に育てるための食事とは?
子育てを知り尽くしたプロによる特別授業。

【読書の所要時間】 1回目全体理解、2回目精読 合計:40分

子育てに関するプロ19人による実践的な子育てのハウツーや子供に関する最新の学説などを紹介しています。
この本を選んだ理由は明白です。私の子供も2歳になったばかり。父親ですから「必ず知っておきたい子育て法」なんて言われるとつい見たくなるものです。
ただ子供ってみんな個性様々ですし、成長のスピードもそれぞれ。性格も違います。なので専門家の言葉を鵜呑みにしたくない、という思いもあります。
それでも知らなかったことを知ることができる喜び、また意外性に期待したいところです。

そして読んでみて、19人の専門家が言う実践的子育て法の全てに心が響いたわけではありませんが、印象に残ったトピックを紹介したいと思います。
「0~3歳の乳幼児期において「しつけ」というものを考える必要はない。」
これには正直驚きました。私の娘は今二歳ですが、元々持っていた二歳のイメージよりずっと色んなことがわかるし、できます。悪魔の二歳、って言われるくらい自我も芽生えて自己主張、反抗も時にはしますからね。なので考えなくていい、とは意外でした。
ただ読んでいくと放任でいいのではない、とのこと。わがままを言っていたら、そこでダメ! と頭ごなしに否定するのではなく、まず聞いてあげることが大事とのこと。それだけで自分のことをわかってもらえたと感じるようです。とにかく冷静でいろ、ということですね。子育ては修行です。
しかしこれ、子供だけじゃないですよね?まず聞いてあげること、すなわち相手の存在を認めてあげることが人と関わる上で非常に大事だということ、再確認しました。

「年齢×1kmの運動を習慣にする。」
小学生以下なら一日20分以上歩くことが心肺機能、運動機能を高めるのに必要との事。大人と同じように子供も近代化と共に便利になった分、運動不足と戦わなくてはならないんですね。
それにしても2歳なら2キロ。結構な距離です。そして一日連続して20分歩かせることも中々ないですね。そのぐらい動かした方がいいとは知らなかったです。

頻出してくる内容はお母さんに対して頑張り過ぎない、ストレス発散、育児負担のシェアの重要性を説いているもの。
また子供に対しては、優秀さより心身の健康、自然の重要性を説いている内容が多かったと思います。
そして読み終えて浮かんだこと。それは一昔前にもこんな内容の本はあったのだろうか? ということです。
おそらくないでしょう。育児本は山ほどあれど、育児というものが時代性、トレンドの影響を受けていることは間違いないですね。
現代のように終身雇用が崩壊し、右肩上がりの時代が終焉したこの不透明な社会を泳いで行く「たくましさ」「折れない心」を子に持ってほしい。
そんな親達の願いが見え隠れする本でした。

(飯田インストラクター 2013年4月)


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