こんにちは、速読インストラクターの福山です。
年始に「今年は月3冊読むぞ!」と決意したあなた。もう何冊読みましたか?

もし「まだ1冊も...」という方がいたら、このブログはあなたのために書きました。
10年間で10,000人以上の方を見てきて分かった、読書目標が達成できない人の特徴をお伝えします。

最初に『あなただけじゃない』

まず安心してください。

目標を達成できない人は、あなただけではありません。

実は、海外の調査では年始に目標を立てた人の94%が、2月までに挫折すると言われています。


参考:New Year’s Resolutions Debate(Britannica)

「意志が弱いから…」「忙しいから…」そう思っていませんか?
でも、本当の原因は別のところにあるかもしれません。

そもそも、なぜ読書をしたいのでしょう?

特徴の話をする前に、一度立ち止まって考えてみてください。
あなたはなぜ「読書をしよう」と思いましたか?

実は、この質問に明確に答えられない人が多いんです。

  • なんとなく、読書って良さそうだから
  • 周りが読んでいるから
  • SNSで成功者は読書家だって見たから

こういう曖昧な理由だと、続かないんですよね。

読書を続けている人たちに話を聞くと、必ず明確な理由があります。

ある営業マンの方は「顧客との会話の引き出しを増やしたくて」。
ある管理職の方は「マネジメントの悩みを解決するヒントが欲しくて」。
起業を考えている方は「ビジネスの知識を体系的に学びたくて」。

みんな、具体的な理由があるんです。

「キャリアアップしたい」
「知識を増やしたい」
「教養を身につけたい」

これらも立派な理由です。
でも、もう一歩踏み込んで考えてみてください。

なぜキャリアアップしたいんですか?
どんな知識が必要なんですか?
なぜ教養が必要なんですか?

ここから以下のように変化していくと…

  • 来年の昇進試験で◯◯の知識が必要だから
  • プレゼン力を上げて、社内での評価を高めたいから
  • 副業を始めたいから、まずマーケティングを学びたい

ここまで具体的になると、読むべき本も明確になります。
そして、読む目的が明確だと、自然と続くようになるのです。

特徴その①「時間がない」を免罪符にしている

「読書したいんですけど、時間がなくて...」
この言葉、私が最もよく聞くセリフです。

でも、本当に時間がないんでしょうか?

SNSやYouTube、ゲームに1日何時間使っていますか?
通勤時間は?お昼休みは?寝る前の30分は?

実は多くの人が、1日に1〜2時間の「使えるはずの時間」を持っています。

問題は時間がないことではなく、読書の優先順位が低いこと。

以前、ある受講生の方がこう言っていました。
「YouTubeは1時間見られるのに、本は10分で眠くなるんです」

じゃあどうするか。
無理に時間を作るのではなく、すでにある時間の使い方を少し変えることです。

通勤中のSNS30分のうち10分を読書に。
それだけで、300分。月に1冊以上は読めるはずです。
ここに速読トレーニングを重ねると3ヶ月後には5冊や10冊は簡単に達成できるでしょう。

特徴その② 自分に合わない本を選んでいる

実はこれ、すごく多いんです。

「読書習慣をつけたい」と思って、話題のベストセラーを買う。

書店で平積みされている本を手に取る。Amazonでレビューが高い本を選ぶ。

でも、それって本当にあなたが読みたい本ですか?あなたの目的に合った本ですか?

以前、こんな方がいました。
「読書が続かないんです」という30代の男性。話を聞くと、書店の新刊コーナーで売れている本を買っているとのこと。

「その本、面白いですか?」と聞くと、「いや、正直そんなに...でも読まなきゃと思って」という答えでした。
「何のために読書したいんでしたっけ?」と聞くと、「自分を成長させたくて」。
「じゃあ、今一番伸ばしたい力は何ですか?」と聞くと、「実は筋トレにハマってて、体づくりと健康管理を学びたいんです」と。

それなら筋トレや栄養学の本を読めばいいじゃないですか。
次に会ったとき、「あれから5冊読みました!」と報告してくれました。自分の目的に合った、本当に興味のある分野だったから、読めたんです。
ベストセラーより、あなたの「今」に必要な本。あなたの目的に合った本。それを選ぶことが大切です。
それ、本当にあなたが読みたい本ですか?

読書は義務ではありません。

自分が「今」興味のある分野の本を選んだ瞬間、読書は一気に楽になります。

特徴その③ 環境を整えていない

人は弱い生き物です。
スマホがあれば触ってしまうし、テレビがついていれば見てしまいます。

読書を続けている人は、読書する場所を決めています

  • 朝のカフェ
  • 通勤電車
  • 寝る前のベッド

場所と環境を整えるだけで、読書は続きやすくなります。

今からでも遅くない

月3冊が重いなら、月1冊。
それも難しければ、週1章でいい。

今から速読トレーニングを始めれば、
3ヶ月後には今の5倍の速度で読めている可能性もあります。

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