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2018.09.23
インストラクターより

④速読術には【本当に】意味がなかったのか? - 読書時の視覚の制約 -

速読術は意味がなかったか?
 速読記憶術研究家 橘遵(SP速読学院 学院長)
【速読術には意味がなかった?】
SP速読学院の橘遵がこの記事について賛否両論の意見を述べさせていただきます。
4.読書時の視覚の制約
人が1回の凝視で理解できる文字数は7~8文字になります。
これはあくまでも日本人の平均です。

速読の訓練の中でリーディングスパン向上(1目で理解できる文字数を増やす)訓練があります。
SP速読学院ではリーディングスパン1目で1行30文字理解することを目標にしています。

眼筋ストレッチ運動視点移動訓練で目の直筋を鍛え
毛様体筋の訓練で水晶体の厚みを調節します。

景色を見る時は広く見、文字を読む時は、条件反射的に視野の絞り込みが行われています。
例えば、F1ドライバーは周辺視野を活用していると言われています。
フロントガラス全体を視野に入れ、300㎞/時以上の高速で左右のミラーを確認して
前に走る車を追い越したり、後から来る車の追い越しを阻むのです。

又、2017年10月9日に放送されたNHK Eテレ「テストの花道・ニューベンゼミ」で
高校生のタレントの駒井蓮さんは
6時間の速読訓練リーディングスパン訓練後45文字になりました。

普通の本は1行40文字前後だから、彼女は初めて読む縦書きの本
目を横に動かしイメージしながら16800文字/分で読書しました。

ディレクターから宿題を出してくださいと言われたので、
「できるだけたくさんの本を読んでください」とお願いしました。

彼女は1週間で40冊を読んできました。1日平均1時間位の読書時間だと思われます。

彼女はどうしてそんなに視野が広いのか?
「スポーツや楽器などを行っていませんか?」と尋ねたら
「ピアノの練習をずっと続けている」と答えました。

ピアノが上手な人の中には初見で難しい曲を弾ける人がいます。
楽譜をすばやく読み、メロディーをつかんで、
目では右、左の指が鍵盤の位置に正しくあるかを確認して曲を弾いているのです。
これも周辺視野を有効に使えなければできない技になります。

実は、リーディングスパンはその人の生活習慣が直接影響します。

サッカーやラグビーやバスケットボール等のスポーツでは広い範囲を見てパスをします。
ピアノやバイオリン等の楽器奏者は楽譜と鍵盤や弦の位置と指揮者を見て演奏するのです。

普段から広い範囲を見て周辺視野を活用しているのです。

皆さんはパソコンやスマホでメールをする時に一字一句
文字を正しく打てているか確認していませんか?


一個ずつ確認する方が脳は楽だからです。

しかし、これを1時間も続けたら視野の狭窄がおこり、長期間続けたら視力も低下していきます。
視野を狭めるトレーニングを1時間行っているのと同じだからです。

リーディングスパンを広げたかったら、生活習慣の中で周辺視野を活用してください。

例えば歩きながら上下、左右を意識することは良いですね。
スポーツや楽器をしていなくても視野が広がってきます。


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