速読、記憶術の情報

難易度の高い学習ほど、樹木型情報整理法が有効

情報を体系的にまとめた樹木図を見ながら勉強することによって、常に幹や枝といった根幹を意識するようになる。難易度の高い資格試験になるほど、専門的な深い知識が要求される。当然、受験勉強も深く掘り下げていかなければならない。
そんな勉強をしているときこそ、樹木型情報整理法を積極的に取り入れてほしい。

歴史の学習をする際に、単に年号や人名を丸暗記しようとする人がいるが、これは、あまり好ましくない方法である。単なるパーツとして覚えた記憶は、脳へ保持(キープ)されるときにも、バラバラの脈絡のない形でしまわれる。それを想起(アウトプット)する場合も、バラバラのパーツの中から引っ張り出すことになり非効率だ。
デパートで買物をするとき、私たちが迷うことなく目的の商品にたどり着けるのも、アイテムごとに売場が分かれているおかげである。館内表示を見れば、どこで何を売っているのか一目瞭然だ。もしデパートの商品が無秩序に陳列されていたとしたら、目的の商品を探し出すだけで途方もない時間がかかるだろう。
扱う情報が大量になればなるほど、常に整理整頓を心がけてほしい。かなり膨大な量の知識でも、系統立てて学べばスッキリとした状態で脳に収まる。

たとえば、あなたが占有権について勉強しているとしよう。このとき、かたわらに樹木図を置いておけば、自分が学習しているのは民法の中の物件法であり、占有権はその一部分だと、目で確かめることができる。脳内に情報の体系図を描き、目的の情報をあるべき場所へしまっていく。
自分が学んでいる内容は樹木図のどの枝についている葉なのか、それを知ることで系統立てて情報を整理できる。樹木図に描かれた一枚の葉は、記憶パーツの一つである。それが全体図のどこに位置するのかわかっていれば、取り出す(想起)作業も容易になる。
これから難易度の高い試験に挑戦しようと考えている人は、ぜひ樹木型情報整理法を試してみていただきたい。

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