速読、記憶術の情報

右脳と左脳の相乗効果で能力アップ

あなたが見る夢はカラーだろうか? それともモノクロだろうか? 
色つきの夢を見る人は、右脳のイメージカが発達している。色彩やメロディーに対する感覚が鋭く、本を読んで情景を思い浮かべるのを得意としているのが、このタイプだ。
それに対して、モノクロの夢を見る人は左脳寄りのタイプである。文字や数字に強く、論理的な思考を好む傾向がある。反復学習で覚える記憶は「意味記憶」だと先に述べた。語彙や数式など、受験勉強に必要な記憶が意味記憶である。これらの記憶は覚えにくく、しかも始末が悪いことに、忘れやすい。

受験勉強がとかく暗記中心の反復型に偏るのも、意味記憶の厄介な性質によるところが大きい。英単語や歴史の年号は、何度も読んだり書いたりしなければ覚えられないうえに、時間が経つと簡単に記憶から抜け落ちてしまう。
だからこそ、同じ箇所を繰り返し学習することによって、記憶の強化を図らなければならないのだ。左脳で覚える文字の記憶は、このように保持(キープ)が非常にむずかしい。

では、図形はどうだろう? 
図形も意味記憶の範疇に入る。ここで、ちょっと、平行四辺形や台形を頭に思い浮かべてほしい。あなたは、脳内に正しいイメージを描くことができるだろうか。これが「微分・積分の問題を解け」となったら、正答率はそれほど高くないかもしれない。しかし、微分・積分を忘れてしまった人でも、図形の「形」は今でもハッキリと覚えているはずである。平行四辺形や台形の形を覚えるために、ノートに書き写したりする人はいない。それにもかかわらず、図形の形はいつまでも忘れない。
微分・積分も図形も同じ意味記憶なのに、この差はいったい何なのか? 
意味記憶には「言語的記憶」と「非言語的記憶」の二種類がある。前者を受け持つのが左脳で、後者を受け持つのが右脳だ。微分・積分は、意味記憶の中の言語的記憶だ。左脳を重点的に使う部類に属する記憶であって、暗記学習に苦労する。
その一方で、図形は意味記憶の中でも「非言語的記憶」に属する。この部類の記憶は比較的覚えやすく、また忘れにくい。数学の勉強を卒業して何年が経っても図形の形を忘れない理由は、非言語的記憶だからである。右脳によるイメージカのおかげで、記憶が脳に強い印象でとどまっているのだ。
意味記憶といっても言語的記憶と非言語的記憶では、性質がかなり異なると理解してほしい。暗記学習も右脳・左脳それぞれの特性を活かせば、相乗効果でうまくいく。

あなたの記憶力は?

具体的なトレーニングに入る前に、ここで再び、あなたの記憶力をチェックしよう。手元に鉛筆と紙を用意して、チャレンジしていただきたい。いずれも制限時間は三分だ。

【記憶力自己判断テスト 1】
次の事項を覚え、すべて書き出しなさい。
遠足  芸術家  卵焼き  方角  蟻  磁石
新大陸  正月  樹海  遠足  富士山  帰省
行列  砂糖  地図  コロンブス  初売り
ニューヨーク  アンディ・ウォーホール  お弁当

【記憶力自己判断テスト 2】
次の数字と映画のタイトルをセットで覚え、すべて書き出しなさい。
1. 『口ーマの休日』
2. 『大誘拐』
3. 『ダイ・ハード』
4. 『タイタニック』
5. 『海の上のピアニスト』
6. 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
7. 『JSA』
8. 『ノッティングヒルの恋人』
9. 『エデンの東』
10. 『卒業』

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