速読、記憶術の情報

メロディーとセットで記憶する

ところで、あなたは何年か前に流行っていた曲を聞いて、ふと過去を懐かしく思い出した、なんて経験はないだろうか?
昔の流行歌を「懐メロ」と称して特集するテレビ番組も数多い。近年は流行の移り変わりが激しく、ミリオン・セラーのヒット曲でも一年も経てば忘れ去られる時代だ。ほんの三年前のヒット曲でも、「懐かしいなあ」と感慨に耽る若者も多いのではないだろうか。
テレビやラジオの発達で流行歌を耳にする機会があふれているせいか、私たちの生活とヒット曲との間には密接なつながりがある。時の移ろいとともに消えていく流行歌は、やがて日々の苦楽、さまざまな思い出とセットで、脳内へしまわれる。だからこそ、かつてのヒット曲を聞くと、それと一緒にしまった思い出までよみがえるのだ。

現代でもっとも流行歌と関係が深いのは、携帯電話の着信メロディーだろう。最新のヒット曲を簡単にダウン・ロードできるとあって、若者から大人まで大勢の人が携帯電話の着信メロディーとしてヒット曲を使っている。字多田ヒカルの曲が流れてきたので振り向いたら、背広姿のサラリーマンの携帯からだったというシーンも珍しくない。
なかには、送信者によって着信メロディーを使い分けている人もいる。そうすれば着信メロディーを聞いただけで、誰からの電話か即座にわかる。そのうちに「浜崎あゆみの曲はAさん、ミスチルの曲ならBさんからの電話だ」というイメージの図式が、頭の中につくられる。すると携帯電話の着信メロディーにかぎらず、他の場所で浜崎あゆみの曲を耳にしたときにはAさんを、ミスチルの曲ならBさんを思い出すようになる。これが「イメージ連鎖」だ。

前章でも述べたように、右脳はシーンの保持(キープ)・想起(アウトプット)する能力―「イメージカ」が高い。「シーン」を「メロディー」に置き換えても、まったく同じことが言える。右脳で記憶したメロディーは時間が経っても忘れにくく、また、想起も容易なのだ。
イメージカの特性を利用すれば、暗記学習の効率を上げることができる。記憶したい事柄を、メロディーのような「シーン」とセットで覚えるのだ。暗記学習の際、好きな音楽を連続してかけておくとよい。学習内容をメロディーとセットで記憶することで、脳への保持(キープ)が強固となる。後日、好きな音楽だけを聴いて、学習内容を思い出せるかどうか試してみよう。

記憶があいまいなら、あらためて同じメロディーをBGMに暗記学習を行なう。そのうち、メロディーを聴くと学習内容を思い出すようになる。学習の翌日、三日後、一週間後…と定期的に同じ訓練を繰り返すことで、シナプスの効果で記憶はしっかりした形に変わっていく。記憶力に自信のない人は、ぜひ試してみていただきたい。

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