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ストレスが強いと視野が狭くなる? !

現代人の目は、かなり目の筋肉が衰えている。眼筋ストレッチ運動をやってみると、いかに自分の視野が狭いかが実感できるだろう。学生時代に激しいスポーツをしていた人でも、運動不足の日々が何年も続けば、やがて筋肉は衰えてくる。当時の写真と現在の姿を比べれば、その変化は明らかだ。
人間の身体の器官は、よく使っていると発達し、使わないでいると退化するようにできている。目の筋肉も同様。近くのものばかりを見る生活を続けていると、人間の視野は次第に狭くなっていく。あなたも自分の生活を振り返ってみてほしい。ここ最近、遠くの景色を眺めたことがあっただろうか? 

読者の中には、連日の残業や休日出勤で会社と家を往復するだけの生活が続いている人がいるかもしれない。ふと気がついたら、一日中ずっとパソコンのディスプレイと向き合っていた、という人も多いだろう。受験生なら、寝る間も惜しんで、問題集に取り組んでいるという人も大勢いるのではないだろうか。
時間に追われる生活を送っていると、すぐ目の前の景色しか視野に入らなくなる状態に陥る場合がある。強いストレスにさらされ、一時的な視野狭窄を引き起こしているようなものだ。
左脳が「ストレスの脳」と呼ばれていることは先にも述べた。激しい緊張が続くと、たちまち萎縮する。視野もそれと同じである。リラックスした状態なら視界も伸びやかに広がるが、胃の痛くなるようなストレス下では、せばまってしまう。

初めてスキーに挑戦したときのことを思い出してほしい。
ゲレンデに立った瞬間は、一面の銀世界が目に飛び込んでくる。ところが、いざ滑り出してみると、緊張のあまり銀世界を楽しむ余裕を失う。やっとの思いで斜面を滑り降りてみると、見ていたのはスキーの板ばかり…… こんな経験はないだろうか? 
これはスキーにかぎらない。初めての試合に臨む野球のピッチャーも同様だ。ガチガチに緊張した状態では、敵が背後で盗塁のチャンスをうかがっていても、そちらにまで神経がまわらない。緊張で全身が強張っているときは、視野が一時的に狭くなったように感じる。これらの現象が起きるのは、ストレスにより脳の処理能力が落ちているのが原因だ。
本来、人間の脳は複数の事柄を「並列」で処理することができる。とくに意識しなくとも、人間の脳は同時にいくつもの処理をこなすだけの能力があるのだ。スキーをするときは目の前の板だけ見ているわけではなく、周囲のスキーヤーへも注意を払う。そうでなければ、危なくてしかたない。野球のピッチャーなら、球を投げる一方で常に敵や味方の動きを観察している。
ところが、激しい緊張にさらされると、脳は並列処理ができなくなってしまう。強いストレス下では、脳は物事を一つずつ「直列」でしか処理できない。そんなときには、まるでレンズの焦点を一番手前に合わせたときのように、ごく狭い範囲にしかピントが合わない。感覚的な表現を用いれば、ごく狭い範囲しか見えなくなるのだ。
強い緊張が一時的なものなら、自然に視野狭窄は収まる。しかし、ストレスにさらされた状態が長く続くと、慢性的な視野狭窄に陥っていく。速読術のトレーニングはそれを解消してくれるのだ。

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