驚異の視力回復

驚異の視力回復

ここまで、「ヘルムホルツ理論」の説を紹介してきました。これに対して真っ向から対立する理論を唱えたのが、ペパード博士です。
『眼がどんどん良くなる』(青春出版社)の中で紹介した「ベイツス理論」という学説があります。ベイツス理論は、おおかたの眼科医の容認を受けていない、まだ異説の段階にある説です。
このベイツス理論によれば、『目は、毛様体筋の活動によって水晶体の厚さを変化させる。見ようとしている対象物との焦点距離を調節しているのではない」というのです。先に述べた目の六種類の筋肉を、収縮させたり弛緩させたりして、眼球全体の形を前後に細長いラグビーボール形にしたり、球体に近い形に変えます。これによって、水晶体から網膜までの距離を変え、映像が網膜の上に焦点を結ぶように調節する、という理論なのです。焦点距離の調節は、水晶体が厚くなったりするのではない、というわけです。
正反対に、「水晶体が厚くなったり、薄くなったりして、焦点距離を調節する」、これがヘルムホルツ理論です。
ベイツス理論によれば、近視も遠視も、六種類の筋肉が弱体化することで起こります。弱くなってしまうから、うまく筋肉を収縮できず、弛緩もできないという仮説です。

速読の眼筋ストレッチは、六つの筋肉を柔軟にさせます。加えて、すばやく目を移動させる必要がありますから、視点移動の練習も繰り返してください。徐々に六種類の筋肉が強化されてきます。速読を学びながら思わぬ効果が期待できるというわけです。仮性近視の場合であれば、一、二カ月で視力が向上します。真性近視では、0.1以下となると眼筋が相当に衰弱していますから、視力回復はかなりの長期戦になるでしょう。そんな方は、眼筋ストレッチと並行して漢方治療、誠灸治療などを行なってみてください。顕著な効果が得られた事例があります。
現在、大多数の眼科医は、ヘルムホルツ理論を支持しています。仮性近視の患者には、遠くをよく見るように指示して、あとは目薬を与えるだけです。そして、少し近視が進行すれば、すぐにメガネをかけさせます。そのために仮性近視が真性近視になってしまうケースが多いと思われます。身に覚えはありませんか?
現代の日本人で2.0の視力がある人は、少ないのではないでしょうか。アメリカの風刺画に登場する日本人も、たいていメガネをかけています。ときにはメガネだけで、目が書かれていないことさえあります。
南アフリカの広大なサバンナで暮らす人々は、視力が4.0~5.0は、あたり前だそうです。こうした人たちは、いまでも狩猟をして暮らす部族で、こんなに視力が高いのも、視力が遠くの獲物を見つけるために必要不可欠だからでしょう。
モグラは、地中に生息することで目が退化した動物です。メガネばかりかけている日本人が、このまま目を弱体化させていくと、なんだか悲しい結末を想像します。
学会の論争は専門家の仕事です。どちらが主流かは、私たち一般の人間には、大した意味はありません。やがて専門家の間でも精密な研究が行なわれ、どちらが正しい理論なのかは、おいおい結果が出て、証明されることでしょう。
日本でも、ベイツス理論を支持している眼科医はおられます。『中国式・目の体操」(立風書房)を書かれ、かつては静岡県眼科医師会長を務められた本多倖博士です。視力低下に悩まされる方は、眼筋ストレッチと速読術のトレーニングを実践してみてください。理論がどうであろうと、実際に体験して回復した例があるのですから、一石二鳥のトレーニングを実践してみてはいかがでしょうか。


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