「見る」も「読む」もスポーツと同じ | SP速読学院

「見る」も「読む」もスポーツと同じ

「見る」も「読む」もスポーツと同じ

「いま、目を使っているなあ」と、はっきり意識したことがありますか?
自分の一日を思い浮かべてみてください。
朝起きて、鏡を前に歯をみがく。新聞を読む、テレビを見る。登下校、通勤などの途中。勉強、仕事、読書をする。テレビゲームをする。車を運転する。
どうでしたか?
起きてから、寝るまでの一日です。いろいろな風景や人の顔、文字を目にしますよね。たしかに、目を使っているなと思うことは多いでしょう。
では、「目を動かす」ことを明確に意識したことがありますか?
あまり意識せずに過ごすことのほうが多いと思います。最小限しか目が動いていない人が、ほとんどでしょう。
本を読んでいるとき、あるいは事務仕事をしているとき。そう答えられる方もいらっしゃるかもしれません。
文字を読むとき、目の動きは上から下へ(縦書き)、または左から右へ(横書き)動かしますよね。でも、たしかに目は動いていますが、動きは小さいはずです。
たとえば読書を一時間も続けると、目の奥やこめかみに疲労感を覚えませんか?
これは目の動きが非常に小さく、一点を凝視しているからです。
学校の朝礼を思い浮かべてください。長時間、同じ姿勢で立たされた経験がどなたにもあるでしょう。なぜ、がまんができなくなるのでしょうか?
それは、足がだるくなったり、痛くなったりするからです。
机に向かっていても、肩が張ったり、長時間いすに座っていて、腰が痛くなるでしょう。固まった姿勢から一気に体を伸ばそうとすると、筋肉が引きつったりして、思わず声がもれてしまいます。
この現象が、目の筋肉でも起きているのです。目を動かさず、見続けるため、筋肉が固まって疲労してしまうのです。

それでは目を使うという点で、車の運転はどうでしょうか?
ちょっと、検証してみましょう。
走行中なので、進行方向の状態を確認します。それと同時に、左右に障害物が突然現れないか、とも警戒しますね。もし前方に障害物があれば、車線変更をしようとドアミラーをチェックします。ときには衝突を避けなければなりません。背後の車をバックミラーで確認することもあるでしょう。
このように運転では比較的、視線をあちこちに動かす必要があります。
しかし、運転に慣れていない人、たまにしか運転しない人は、短時間でも疲労感を覚えるはずです。ペーパー・ドライバーは首も動かせず、硬直状態で運転をします。
ですから、目の奥のずきずきする痛みに苦しむのです。
身に覚えがあるでしょう。
それは、異常に緊張した状態で固まった目の筋肉を無理やり動かそうとするから、痛みを感じるのです。運動不足の人が筋肉痛になってしまうのと同じです。
運動は、徐々に体を慣らしてから行なわないとケガをします。
プロサッカーのテレビ中継を見たことはありませんか?
サッカー選手が、ベンチ脇で柔軟体操をしたり、走っています。ウォーミングアップをしている姿ですね。選手交代をいわれたときに、すぐに動けるように体を温めておくわけです。
ピッチに立ったら、全力で疾走します。激しいボディファイトに勝たなければなりません。そんなときに体が冷えていたら、おそろしいことです。足もうまく動かず、空回りをするでしょう。デイフェンスで入った選手なら、失点の可能性もあります。
敵にぶつかられた衝撃で、骨折などのケガを引き起こします。

速読術もスポーツと同じです。
スポーツをする前に、ウォーミングアップをするのは常識ですね。同じように、速読術にも眼筋のウォーミングアップが必要なのです。目が速く動かなければ、文字を速く追えません。
そんなばかな、と眉をひそめる方もいらっしゃいます。ですが、読書もスポーツも筋肉を使います。ぜひ、先入観を打ち捨てて、目の筋力トレーニングに取り組んでみてください。


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