『右脳』を鍛えて、速読で成績をどんどん伸ばそう

『右脳』を鍛えて、速読で成績をどんどん伸ばそう

二十世紀はスピードの時代と言われてから、はや百年。いよいよ二十一世紀に入りました。手軽に飛行機に乗って海外に出かけることは、もはや日常茶飯事です。国内の移動よりも、かえって海外旅行のほうが時間はかからない、などというケースも生まれています。
貧しくて今夜のご飯も食べられないという太平洋戦争直後の極貧経験は、いまの時代では考えられません。それどころか、ほとんどの人聞が一度は大学以上の学歴を目指して勉強する、といっても過言ではないでしょう。二億総受験時代の到来です。

競争に打ち勝っためには、いつの時代でも試験がつきまといます。
速読術も時代の移り変わりとともに、たびたびブームを巻き起こしてきました。おかげで、不確かで怪しげな速読術は徐々に淘汰されて、科学的にもきちんと手法の確立されたものが研究開発されています。
経済状況が失速している現代日本社会の企業戦士たちも、『サラリーマンとは気楽な稼業』と歌っていられない時代です。年功序列の廃止を唱え、実力評価制度を導入している企業が増加しているからです。
社会人になっても「試験、試験」と追いたてられる状況が、再び速読術のブームの火つけ役となっているといえるでしょう。
いまや書店の受験用参考書コーナーをのぞいてみると、驚くほどの数の参考書が積まれています。どれが自分に適したものなのか、本を選ぶだけでも、あなたは速読の必要性を感じるはずです。
少し大きな書店なら、中学受験、高校受験、大学受験、資格試験と、大ざっぱに分けても、これだけの書棚があります。あふれるばかりの参考書に、かなりの人が戸惑いを覚えることでしょう。
手に取ってみても、判断のつかないことも多々あるはずです。教師や先輩、友人のすすめる内容を含んでいる参考書を選ぶだけでも一苦労で、簡単には決められません。いざ決めようというとき、あなたは時間短縮になるからと、できる限り要約された薄めの本を手に取りますか? それとも中身の濃い、厚めの本を選びますか?
昨今では「図解入りでわかりやすい!」などといった、二色刷りの本もたくさん出版されています。また、やたら電話帳のようにぶ厚く、信頼できそうな気になるものなど、いろいろと趣向を凝らしてあるはずです。
読書ぎらいで日ごろから読書スピードが遅いと感じている人は、なるべく薄い本を手にしがちです。しかし、要約されすぎていて、かえってわからず、再び書店の参考書コーナーに舞い戻る、などという無駄をする場合もあるでしょう。

ここで、昨今になって注目されている『右脳』と記憶力の相関関係について、お話ししようと思います。
大脳には左右で明確な役割分担があるという科学的事実は、ご存じですか?
左脳は、論理的な思考をつかさどります。文字や言葉を一つずつ順番に処理することに適した脳なのです。
自分は文字だけで埋まり、しっかりした解説が詰めこまれている本のほうがよく理解できる、と考える人もいるでしょう。こういう人「左脳型」です。
そんな左脳に対して右脳は、映像認識や音楽的な感覚を受け持っています。そして、この右脳のほうが記憶に関してはすぐれているのです。
『図解入りでわかりやすい!』タイプの参考書を選択した人は『右脳』を刺激するという点で、きわめて理にかなった方法といえるでしょう。
例えば、人気マンガを読んで、それを話題に友人と話をするときの手順を思い浮かべてください。まず、どんな場面だったかを頭の中に思い描き、それから相手に説明をしませんか?
ちょっと年輩の人なら、手塚治虫さんの「ジャングル大帝」「火の鳥」「ブラックジャック」「リボンの騎士」と名前を羅列しただけで、キャラクターや内容をすぐに思い起こせるはずです。もっと若いテレビ世代であれば、「宇宙戦艦ヤマ」「サイボーグ009」「ちびまる子ちゃん」「ドラゴンボール」「機動戦士ガンダム」「エヴァンゲリオン」など、強烈に感動したシーン、大好きなヒーローの登場場面、圧倒されたシーンが、そのまま映像として思い出せるでしょう。
では、そのシーンのセリフを口に出せますか? よほど強烈なシーンでは、セリフまで芋づる式に引き出されてくる特例があるかもしれません。しかし、おそらくすべては無理でしょう。
このように、視覚的に記憶された映像は、比較的かんたんに記憶の中から情報を引き出すことが可能なのですが、それにくらべて言語は、引き出す難しさが増してくるのです。

音楽でも、同様の現象が見られます。
気に入った音楽や映画、ドラマ、アニメの主題歌のメロディは、わりとすぐに覚えられます。しかし歌調や題名はなかなか全部を記憶しにくいのも、やはり言語がからんで同じ困難が現れるのです。

テレビの懸賞つきカラオケ番組をご存じですか?
全部の歌調を歌えたら賞金がもらえる、というテレビ番組です。番組を見ていると、プロの歌手でもめったに最後まで正確に歌えません。つまり、そのくらい言葉を覚え、記憶に刻みつけるのは難しい作業なのです。

右脳を使った記憶の原理が、これでおおよそわかったのではありませんか?
次に、その右脳に記憶させていく情報の取りこみ方をお話ししましょう。手っ取り早い情報収集の方法には、テレビやビデオなどがあります。しかし、文章を全く読まないわけにもいきません。試験問題の設問は、必ず文章で問いかけてきますから。
ところが残念なことに、目が字面を追うばかりで、いっこうに内容が頭の中に入ってこない状態は、よく生まれます。
それは例えば、こんな状況ではないでしょうか。
文脈をとらえつつ読んでいて、難しい言葉に出会い、詰まってしまう。初めて目にする表現に出会ってしまって、何のことか首をひねる。
このような場合、即座には意味が頭の中に浮かんできません。一つの言葉に思考がしぼりこまれ、「この言葉は、どういう意味だったかな?」と、そこだけに思考がかたよるのです。
そこでグズグズしている聞に、前の文章が何を述べていたのか、たちどころに記憶が失われてしまいます。ようやくとまどった意味が理解できても、それまでの記憶があいまいになっていますから、再び前の文章に戻らなければなりません。そして、読み返しているうちに、またわからない言葉に出会う、といった悪循環を繰り返してしまい、いっこうに前に進めなくなります。

これは、圧倒的な語棄の不足が原因です。
語嚢不足を効率よくおぎなう記憶術としては、マンガやアニメーション、映画といった視覚的なイメージに言葉を置き換える方法があります。イメージとして『右脳』に記憶していく作業を加えることによって、『知識のベース』 を作っていくのです。
こうした脳に記憶を取りこむインプット作業を、効率的かつスムーズに行なえる人が、「記憶力のよい人」と称されるのです。

さて、脳の中に記憶の引き出しを作ったら、次にすばやく引き出す訓練を行ないます。この訓練次第で、記憶を引き出す作業であるアウトプットの速度が、みるみる上がっていきます。SP式速読では、この記憶の引き出しをすばやく行なう脳の働きを、「単語再認の自動化」と定義しています。

パソコンのキーボードをいちいち目で確認せずに、高速で入力するタイピング方法「タッチ・タイピング」をご存じですか?
ゲーム感覚でタッチ・タイピングの技能をマスターさせるパソコン用ソフトが、いろいろと出ています。修得するとキーボードの配置を手が覚えて、ほとんど思考しなくても、指が無意識のうちに正確なキーを叩いてくれます。
速読も実際に学んでみると、タッチ・タイピングとほとんど同じということが、のみこめてきます。
文章を見て、瞬時に脳が文字情報を映像化し、自動的に脳の中の辞書から言葉を引き出してくるようになるのです。それに伴い、理解度も五倍、十倍と並行して上がっていきます。
この速読術をマスターすれば、川の水がせき止められることなく、広大な海原に流れ出るがごとく、文章が頭の中に流れこんでくる気分を味わえるはずです。


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