トレーニング レポート連載 第八回 「文武両道の作り方」 | SP速読学院

第八回 「文武両道の作り方」

橘先生「スポーツが得意な人とそうでない人、勉強で行ったらどっちの人のほうができると思いますか? もしくは関係ないと思いますか?」

 うーん……迷います。

永田「スポーツの得意な人かなぁ。いつも反射神経とか鍛えているから、勉強面でも神経面で発達してそう」

 なんてアバウトな答なんでしょうか(笑)。

橘先生「スポーツの部分では小脳で可塑性が起こるんです。勉強の部分では、大脳で可塑性が起こるんです。
スポーツの部分で、プロ野球選手とか、フィギュアスケートの選手とか、すごい技が出るわけですよね。それは高いレベルで、シナプスの可塑性が起こっているわけですよ。可塑性が起こる能力が非常に高いわけですから、勉強で興味を持てたら、同じように可塑性が起こります」

 おお~! なるほど!
 やはり文武両道は現実に起こりやすいものなのですね!
 でも、ちょっと気になったのがですね……。

永田「『興味を持てたら』っていう条件は、どういうことですか?」

橘先生「スポーツが得意でも「勉強は嫌い」っていう人もいますからね。
 嫌いなものは入っていきませんよ。ですから、これは可塑性の問題なんです。要するにね」

永田「そういえば学生時代、スポーツも勉強もできるズルイ子っていましたよねぇ。あれは、可塑性が起こりやすい脳を持っていたっていうことなんですね!」

橘先生「興味を持てば、海馬に情報は行きます。海馬は短期記憶を担当していますね。繰り返していけば、長期記憶になります」

永田「興味を持てないものは、どうしても入らない、可塑性は起こらないんですか?」

橘先生「興味の部分は偏頭体ってのが担当していまして、そこの部分でシャットアウトするんです。シャットアウトしますので、次の段階へは行けないんです」

永田「どうしても?」

 しつこくてすみません。役には立つだろうけど、実際には好きじゃない、興味がないジャンルを頭に入れたい時ってないですか?
 気になる橘先生のご解答は次号へ!
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