トレーニング レポート連載 第四回 「バタフライを本でマスター!」 | SP速読学院

第四回 バタフライを本でマスター!

橘先生「多くの速読教室の場合は、皆を集めて、一斉に授業をやります。ですがそれは、英語、数学、国語などを教えているのと同じやり方なんです。
 もちろん、その中でも、非常によくできる人はマスターできます」

 よくできる人に限り、ということですね。
 ところで、どういうタイプの人が『よくできる人』に入るんですか?

橘先生「そうですねぇ。例えば、私などはスポーツなどマスターするのに、本でマスターしてるんです」

 一瞬、聞き間違いかと思いました。

永田「え? 『スポーツを』ですか?」

「そう」と、あっさり仰る、橘先生。
なんとなくプールに身を浸し、片手でゴーグルを上げながら、もう片手で開いた本を見ながら眉間にしわを寄せている橘先生を想像してしまいました。

永田「本で? どうやって、本でスポーツをマスターするんですか?」

 まだ、DVDなど映像からならわかる気がしますが。

橘先生「本を読んでから、自分でテクニック的なものをイメージして、繰り返し繰り返し練習していって、コツを掴んでいく。何回も。
 バタフライだったら、バタフライの手の動かし方。今日は手だけの動かし方をやろう、と決めてね。今日は足のキックだけしよう、今日は腰だけしよう、とね。
 そういう風にして、だんだん1個ずつ段階を上げて行って、最終的にマスターするんです」

 それってものすごい根気が必要になってきますね。
 私が本でできるのは料理でしょうか。もちろん、家庭でできるレベルの、ですね。
 はじめは本を見ながら味付けをしてしいく。そのうち、自分なりのやり方をマスターして、家にあわせた味付けに仕上げていく。
 それに似ていますが、バタフライはそれよりも難易度が高いように思えます。

橘先生「そういう風にマスターできる人って少ないんですよ。実際には」

永田「相当な手間がかかりますね。コツを掴むまでに、何度も失敗が必要でしょうし」

橘先生「速読の講義を聞いて、本を読んで、できる人はいると思いますよ。
ですが、できる人は、十分の一もいないんじゃないかと思いますけどね。ほんの一部の天才的な人だけができる方法と言うかね」

 講義を聞いて、本を開いて。努力家ですね。
 しかし、速読を会得したいと思うぐらいですから、時間を有効的に使いたいと考えておられる方が多いのではないでしょうか?
 次回は、読書する、ということについてもう少し詳しくお聞きしたいと思います。
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