記憶術情報 イメージ変換が勉強に役立つ分野

イメージ変換が勉強に役立つ分野

ある実験で、言葉として覚えた時の20分後の記憶と、その言葉の内容を写真で見た時の一ヶ月後の記憶は、ほぼ同じでした。
このように、映像の記憶はインパクトも強く、長い間記憶として保存されやすいのです。私たちが映画を思い出す時には、セリフの記憶よりも映像の記憶のほうが残っているのは、そういう理由によります。
さて、私は教室で受講生に文章をイメージ化させた後、内容の書き出しをさせます。
そうしますと、記憶術でイメージ・トレーニングをした後、「1週間たっても、鮮明にイメージを覚えている」と受講生から体験談を聞くことがあります。
イメージ化が可能ならば、これは使わない手はありません。単語イメージ・トレーニングや文章イメージ・トレーニングは、文学の学習に役立ちます。
地理学でも、右脳学習が役立ちます。
例えば、まず地図帳で大陸や、国、県などの地形を把握した後で、地名を覚えるようにします。
これは、右脳のイメージに左脳的内容を張り付けるようなもので、このような覚え方をすると、無理なくどんどん暗記できます。
しかし、右脳を使っていない人は、地理の点数がとれません。教科書を丸暗記し、左脳的な努力をいくらやっても、地図帳が分かっていないと、地理では高得点が得られないからです。
反対に、地図帳を隅々まで理解していると、教科書の大事な部分は1回で頭に入ってしまうもので、地理とは、そのような教科です。
統計グラフでは、数字を覚えるよりも、イメージを掴むことが重要です。
例えば稲(米)は、もともとは東南アジアなど暑い地方の作物ですが、寒さに強い品種などが改良され、北海道や東北など面積の大きな都道府県の生産量が増えています。
新潟県と北海道が1番、2番を競っていますが、北海道の伸びが大きくなっている…… 等の傾向を掴むことが大事です。
決して数字を丸暗記することなどは、求められていません。統計数字から、今後の動向を推理する力のほうが大切なのです。


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