速読の知識 速読できない本を、どう読むのか | SP速読学院

速読できない本を、どう読むのか

それでは、解決方法を提示しましょう。
巻末の事項索引に出てくる用語の内、2割以上の意味不明な言葉があれば、読書中に言語の意味に頻繁に行き詰まり、そこで「どういう意味だろう?」と語義を推理しなければならなくなって、思考の中断が起きるでしょう。
これでは、理解以前のレベルです。
このような人は、前段階として国語の理解、基本的語彙を増やす作業から勉強を始めたほうがよいでしょう。
次に、専門書や教科書を読む際にスキーマ(理解を一定方向に導くのに必要な、構造化された知識のまとまり)を作る必要があります。
例えば、司法試験の勉強を始めたばかりの人が、最初から内容を完璧に理解しようとしても困難です。
これは、頭の中に“スキーマ”がないからです。
最初は理解不足でも良いから、基本用語集などを全体理解で速読してみてください。
そうしたら、多少はスキーマが頭に形成され、2回目に読む時の理解は、多少は深いものになります。
私は10年間、高校で社会科を担当していましたが、日本史を得意科目としている生徒の中には、小学校の時に小学館刊行の「まんが日本史」を読んでいた生徒が多かったのです。
わかりやすい漫画のイメージに助けられて日本史の知識の大枠が脳裏に形成され、そこに上積みする形で、授業で教わる新しい知識が加わります。
そうすると、過去の知識が連想づけられ、あるいはイメージづけられ、記憶を容易にし、それが結果的に日本史を得意にしていた、という構図です。

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