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科学的な速読の方法
Speed and Power Reading 3種類の読み方
斜め読みや飛ばし読みは、精読と比較すると理解度20%~50%の浅い読み方です。全部の文字を見ていないので読み違いがおこります。SP式では斜め読み・飛ばし読みの速読は行いません。

認知科学に基づいたSP式速読記憶法

SP式速読法のノウハウ
 SP式は、文章理解のプロセスを研究する、 言語学・認知心理学・神経心理学といった学術研究の成果をベースとし、 長年のマンツーマン指導の中で培われたノウハウを体系立てて完成された、 効果的な能力開発プログラムです。
 「読み」のプロセスの効率化に科学的にアプローチした理論と、 受講生の読書技能をさまざまな視点から分析し、そのレベルに合わせた設定のできる 体系的・実際的トレーニング法で、実用的な速読法を効率よく習得することができます。
 無料体験レッスンでは実際にSP式を体験して頂けます。

勉強に役立つ記憶術とは? ― 写真記憶と理解をともなった記憶の違いについて

教科書やテキストの文字をそのまま丸暗記するやり方は、楽な勉強法と言えるでしょうか? 天才と言われる空海でも、経典を丸暗記するために何十回何百回と反復して学びました。 テキスト一冊を丸暗記するためには、大変な労力が必要なのです。

 ここで、読みと記憶のしくみについて、簡単な実験をしてみましょう。
まず、次の文字を読んでみてください。
thecat.gif(1575 byte)
恐らく大多数の方が、二つの英単語を見てすぐに 『THE CAT』 と読むと思います。
では、次の文字はどうでしょうか。
abc.gif(710 byte) 121314.gif(867 byte)
左の3文字はアルファベットの 『A B C』、右の3文字は数字の 『12 13 14』 と読まれたのではないでしょうか。
 では、もう一度、今読んだ文字を良く見てみましょう。実は、『THE』の『H』の文字と、『CAT』の『A』の文字は同じ形をしています。 また、『A B C』の『B』と、『12 13 14』の『13』も同じ形です。
 これは、私たちの脳が、目に映る形をそのまま写真のようにとらえるのではなく、前後の文字や文脈の中で理解して処理しているのだということを示す、有名な実験です。 このような理解と記憶のしくみにそぐわない、写真記憶で学ぶやり方では、通常の何倍もの努力が必要です。
 SP式では、理解をともなった読みと記憶を重視した、最も学習に効果的な方法を選択しています。
 
 文章理解には、いくつかの段階があります。 <目を動かす><音読する><単語を探す><文法をつかむ><文章を理解する><内容を覚える>の6つの段階です。 文章理解の得意な人は、一連のプロセスをスムーズに行っています。
 6つのプロセスを行っているのはワーキング・メモリーです。 心理学者の実験から、読解時のワーキング・メモリーの容量は約4 ± 1チャンクといわれています。 6つの段階を処理するのに4 ± 1チャンクの容量では不足します。 このため<文章を理解する>読解や<内容を憶える>記憶の処理を行うことができずに、 もう一度文章を読み直す『返り読み』が発生します。

ワーキングメモリーの効率化をはかり頭脳アップ

bookimage01.gif(32847 byte)
 人間の脳はパソコンに似ています。パソコンは、たとえHDDが大容量でも、メモリの容量が充分にないと、思うような作業をすることができません。並列作業で一度にたくさんの作業をすると、時々フリーズしてしまいます。メモリーを増設すれば問題は解決できます。
パソコンのメモリに相当する仕事をしているのが私たちの大脳の前頭葉に存在するワーキング・メモリーです。この容量が不足しているために、試験中に頭の中が真っ白になったり、文章が理解できずに返り読みになったりします。これは脳がフリーズしている状態です。
 脳の容量不足を解決する方法がふたつあります。一つ目は脳のメモリを増設することです。人間が一度に覚えられる記憶量は7 ± 2チャンクと言われています。たとえば電話番号を一度に覚えられる、または英単語を一度に覚えられる状態です。それ以上覚えようとすると、前に覚えていた内容を忘れてしまいます。チャンキング記憶術では、一度に固まりで覚えていきますので、容量を増やすことができます。例えば英単語を3つの同意語でまとめて覚えると、(7 ± 2)×3、つまり21 ± 6に容量が増設されます。文学でのワーキングメモリーの容量は4 ± 1チャンクと言われていますが、チャンキング記憶術で書き出し量を大幅に増やすことができます。
 二つ目の解決方法が認知技能を自動化するトレーニングです。ワーキングメモリーを使わずに処理できるからです。例えばタッチタイピングができる人は、出来ない人よりその処理は速く正確で、ほとんど努力がいりません。無意識の回路を使っているからです。繰り返し訓練をすれば、脳の中の神経ネットワークでシナプスのスイッチが常時オンの状態になり、自動化が促進されます。SP式ソフトでは、脳内のワーキングメモリーの効率化をはかるのが主な目的です。

認知技能の自動化

 文章理解の能力を向上させるコツは、一連のプロセスを<自動化>することです。 <自動化>とは、無意識で処理できる状態で、「速く、正確で、ほとんど努力のいらない状態」です。
 <自動化>すると、ワーキング・メモリーを使わずに処理ができます。 たとえばパソコンのタッチ・タイピングでスムーズに文字入力ができる人は、指がキーの位置を憶えているので、 いちいち目で確かめなくてもキーを打つことができます。これが<自動化>です。
 家族や友人と話すときもスラスラと言葉を発声できます。 日本語の発声も自動化された処理の一例です。 実は前頭葉のブローカー中枢が唇や舌の動きをコントロールしています。 会話している時に唇や舌の動きは意識していません。無意識で行っています。
 自動化の正体は、脳の神経細胞同士の接点にあたるシナプスが変化して、 脳の中のスイッチがオンになった状態を指します。 例えば英単語を覚えるのに3回反復して記憶すると、思い出せるようになったりすることです。
 SP式のトレーニングでは、読みの6つの過程を自動化していくことによりワーキングメモリーを節約し、 理解や記憶に集中させます。このようにして、速読しながら正確に理解して記憶に残る 精読や熟読の読みを可能にしています。
 SP式のパソコンソフトでは、大脳の側頭葉の心内辞書から瞬時に記憶を引き出す <単語再認の自動化>を実施しています。小・中・高校生レベルの単語から、一般書や専門書・ 英単語などの用語で練習することにより、専門書や英文レベルでも返り読みの癖が取れて速読を可能にします。
 <チャンキングの自動化>では、固まりで文章を理解できるようにトレーニングします。 SP式のパソコンソフトは、文節や文章、段落といった意味の単位で文章を表示しています。 ソフト作成の作業は大変手間と時間のかかる困難な作業です。 他のパソコンソフトとは文字の表示の仕方が違っています。
 チャンキングの目的についてお話ししましょう。例えば平均的な日本人は、一目で1文節の5~7単語を 処理しています。1ページが600文字の文章を読むとき、目は約100回止まり、 約100チャンクのワーキングメモリーを消費します。5文節が一目で理解できると、1ページで目は約20回止まり、 20チャンクの処理で済みます。そうすると80チャンクが節約されて、ワーキングメモリーの余った容量で文章を 速く読んだり、記憶に残る処理が可能となるのです。
 英文の場合、1ページに300wordsの英文を読むとして、平均的には一目で1wordsを処理しますから1ページ読むのに300チャンクのワーキングメモリーが必要です。もし、一目で3wordsが理解できたら、1ページは100チャンクになり、1ページごとに200チャンクものワーキングメモリーを節約できます。これらの余ったワーキングメモリーを文章を速く読むことや内容を覚えることに振り分けることができるのです。
 SP式トレーニングは<自動化>により、無意識で処理できる部位を増やすトレーニングなのです。 人間の脳はわずかに2~3%しか使われていないといわれています。脳力アップの大きな鍵は、無意識で処理できる部分を 増やすことにあるのです。

熟練した認知モデルの略図 ▲クリックで拡大 「速読術が日本史でマスターできる本」(幻冬舎)より抜粋

視覚・記憶・読解の脳力アップトレーニング

SP式速読記憶法は、脳の働きを研究する学問に基づいた正しい訓練で脳を鍛える、 視覚・記憶・読解の脳力アップトレーニングです。
脳のさまざまな情報処理技能を鍛えるSP式速読・記憶術トレーニング
文節読み
文章読み
段落読み
単語再認自動化 左脳
単語イメージ 右脳
眼筋ストレッチ
視野拡大
視点移動
リーディングスパン向上

スポーツと速読トレーニングとの比較

 SP式では、左脳と右脳の能力を鍛えます。 とくに、今までに開発されていない、右脳の能力を高めていくことが重要です。 テキストを読んで、理屈だけわかればマスターできるようなものではありません。
 実際の訓練の中で、自分に合ったレベルの課題で脳を適度に刺激し、 少しずつレベルを上げていくことで、「脳力」が高まり、速読を体得できるようになります。
 習得の過程は、スポーツの技能向上や楽器の練習と似ています。
 無料体験では、実際に速読レッスンを行い、SP式をご体験頂けます。

スポーツと速読
走る ← 筋力の持続力
跳ぶ ← 筋力の瞬発力
筋力UP 眼筋運動←視点移動
眼筋ストレッチ ← 視野拡大
ドリブル ← 集中力
パス ← 判断力
シュート ← 決断力
脳力UP 読書時間の持続 ← 集中力
単語再認の自動化 ← 判断力
チャンキングの自動化 ← 読解力
スポーツイメージ
トレーニング
イメージ力UP 単語イメージ
文章イメージ
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