速読書評『間抜けの構造』

浅岡インストラクター書評『間抜けの構造』

間抜けの構造 (新潮新書) 間抜けの構造 (新潮新書)

ビートたけし (著)
187ページ

芸人、映画監督として、これまでずっと“間”について考え格闘してきたビートたけしが、貴重な芸談に破天荒な人生論を交えて語る、この世で一番大事な“間”の話。

【読書の所要時間】 1回目精読、2回目全体理解 合計:30分

去年の年末ごろから書店でかなり並んでいるので、目にされた方も多いのではないだろうか。
私もこの本を目にする機会が多く、徐々に読んでみたいという気は書店を訪れるたびに高まっていった。
なので、以前からずっと気になっていた本をついに読むことででき、嬉しく思う。
間抜けの構造とはなんなのか。いったい何の話をするつもりなのだろうか。ビートたけしだから面白い本になっているんだろうな。とワクワクしながらこの本を読み始めた。
読み始めてすぐに、ビートたけしが話しかけてくるような感覚に陥った。
本を読んでいるはずなのに、ビートたけしの独り言を延々と聞かされているかのようで、しかも、話が面白いのですらすらと読むことが出来た。

内容を少し見ていこうと思う。
「間抜けの構造」という本のタイトルの通り、様々な間抜けの話から始まる。またこれが面白いので、どんどんビートたけしの世界に引き込まれてしまう。
次の章からは、様々な分野における「間」について語っている。
こちらも面白いエピソードが数多く盛り込まれているので、読んでいて飽きがこない。早く次のエピソードを読みたいのでどんどん読んでいってしまった。
エピソードが面白いだけではない。
ビートたけしの考え方・物の見方というものを本を通して知ることが出来る。
自分では考えないような事を知り、なるほどと感嘆させられたり、私も「間抜け」なことをしてしまっているなと気付かされたりした。
最後の8章とその前の7章では、ビートたけしの社会風刺的発言が少し出てくる。内容が真面目になってくるので、この辺りは私もかなり考えさせられたし、テレビでこんな発言したらお蔵入りだなと思う冗談もあり笑わされた。
しかし、内容が真面目だからと言って読みにくいという事はなかった。やはり、そのあたりはこの本の文体が関係しているのだろうと思う。

内容がかなりディープになったり、広がったりしないのであまり詳しくないテーマであったとしても、読みにくさは感じなかった。
かといって、内容が薄いという事はなく、読みごたえは十二分にある。
ほんの少しではあるが、ビートたけしのモノの見方や考え方というのを感じることが出来たように思う。
自分以外の人の物の見方・考え方を知るという事は、自分の狭まった考え方を広げるには有効だなと改めて感じさせられた。
最後に、本から言葉を引用して締めたいと思う。

『間延びしないうちに、この辺で終わりとするか』

(浅岡インストラクター 2013年1月)


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