トレーニングのコツ

トレーニングのコツ

視野拡大のコツを教えてください。

コツ1 周辺視野を用いて広く視野をとる必要があります。
そのため、例えばパソコンのモニターの両端にシールなどを貼って、その右のシールと左のシールを同時に見るように視野が狭まらないよう気を付けながら、視野拡大のトレーニングに取り組むと少しやりやすくなります。生活の中で、常に視野を使う、あるいは気が付いたら視野を広くとる癖をつけるとぐんぐん向上していきます。

コツ2 眼筋ストレッチを毎日行うと視野が広くなり、トレーニングを行いやすくなります。
視野拡大のトレーニングを行う前に、眼筋ストレッチを行っておくと、あらかじめ視野が広がるためより効果的なトレーニングを行うことができます。縦の視野を広げるには上下のストレッチを、横の視野を広げるには左右のストレッチを行ってください。

視点移動のコツを教えてください。

コツ1 目の筋肉を使って目を動かすため、筋肉を先に鍛える必要があります。
眼筋ストレッチを毎日行うことを習慣化しましょう。例えば入浴時などはおすすめです。行った後はしっかり筋肉をほぐすために眼球をグルグルとまわしてください。
ストレッチをまったくしない状態だと視点移動のスピードは上がってはいかないため、必ず行うようにしてください。

コツ2 鍛えた筋肉を使えば使うほどスピードは速くなるので、トレーニングを行う頻度を高めてください。
上記のストレッチで目の筋肉を鍛えたあとは、鍛えた筋肉をしっかり使う必要があります。ですので、視点移動のトレーニングをする際は、少々長い時間動かし続ける必要があります。(30秒から1分ほど)

単語再認自動化のコツを教えてください。

コツ1 視野を広げると一度にたくさんの単語が入ってくるので、視野拡大のトレーニングを行ってください。
単語を理解するためには、まず単語を「見る」必要があります。ただし当学院のトレーニングは、その理解する対象である単語の数をどんどんと増やしていく必要があります。ですので、多くの単語を一目で見る必要があります。そのためには、広い視野が必要不可欠です。理解するためには、見る必要がある。見るためには広い視野を持っている必要がある。ということで、単語再認のトレーニングとは別に、視野を広げるトレーニング(視野拡大。リーディングスパントレーニングなど)を随時行ってください。

コツ2 慣れも非常に重要ですので、トレーニングの頻度を上げてください。
単語再認自動化のトレーニングは、高速のスピードで単語を再認するトレーニングです。目の前にある文字、単語が高速で切り替わっていくという現象は、ほとんどすべての人の日常生活の中では起こりえない現象です。そのため、単語再認自動化のトレーニングがなかなか向上しないという方がいらっしゃった場合、毎日1分や2分でいいので高速の状態で単語再認自動化のトレーニングをしてください、という宿題を出します。そうすると、そうした高速の状態に「慣れ」てくるため、再認する単語の個数が向上してくることが多々あります。なかなかトレーニングが向上しないと思われた場合は、単語再認自動化のトレーニングだけでかまいません、頻度を上げていただくと効果があるかと思われます。

リーディングスパンのコツを教えてください。

コツ1 眼筋ストレッチをして、視野を広げてください。
リーディングスパンというのは「一目で読むことができる文字の幅」という意味です。ということは、視野が広ければ広いほど有利ということになります。ですので、眼筋ストレッチや冒頭の視野拡大のトレーニングを別個しっかりと行っていただくとより効率的に数値を上げることができるようになります。

コツ2 広げた視野を固定する必要があるため、一目で読むことができる短い文章を読む練習をしてください。
リーディングスパントレーニングで向上した視野を、普段の読書の中でふんだんに使っていただくとより効果がでます。たとえば、短い文章でしたら雑誌や新聞などといったものを読む際に目を縦に動かさずに横に平行に読むといったことをしていただくだけで広げた視野の固定をしっかりと行うことができます。

文節読みのコツを教えてください。

コツ1 全体理解という読み方を意識してください。
文節読みでの全体理解が上がらないという方に多いのが、トレーニングをしている最中についつい読み方が精読に戻ってしまうということです。しっかりと読み込む精読ではなく、「あらすじ」をとれるくらいの全体理解で今は文章を読む必要がある、という意識を持つだけでずいぶんと違います。

コツ2 目を動かさずに一目で読む方が速いため、視野を広げるトレーニングを別個行ってください。
5文節などの長い文章になると、一目で視野に収まりきらず、「視点を移動させなければならない」という現象が起きてきます。もちろん視野に入らない場合は目を動かさなければ文章を読むことはできないので、動かすことは必要なのですが、やはり一目で見た方が読むスピードは格段に速いです。ですので、視野拡大トレーニングやリーディングスパントレーニングなどといった視野を広げるトレーニングを欠かさずに行ってください。

単語イメージのコツを教えてください。

コツ1 イメージのストックがないと単語をイメージすることが難しいので、マンガを読んだり映画を見たりなど、映像に触れる機会を設けてください。
画面に表示される単語を見て、その単語をイメージする場合、なかなかイメージが浮かんでこない場合があります。それは頭の中にそもそもイメージのストックがないということが原因の一つとして挙げられます。ですので映像に触れる機会を多く持っていただき、ストックを作っていく必要があります。

コツ2 イメージの処理速度が速くても単語の処理能力が遅ければ上達しないため、単語再認自動化のトレーニングをしっかり行ってください。
単語イメージのトレーニングというのは、①単語を理解すること、②理解した単語をイメージすること、の2つの作業で成り立つものです。その場合、前者の①理解のスピードがそもそも遅い場合は単語イメージのトレーニングをスムーズに行うことができません。

全体理解(本)のコツを教えてください。

コツ1 視点移動の速度を速める必要があります。
全体理解は「あらすじ」をとる読み方であるがために、しっかりといつも通り読む「精読」よりは読書スピードが当然速いです。読書スピードが速いということは、読むときに動かす目の速度も速いということを意味しています。目を素早く動かすには、当然動かす時に使っている筋肉を鍛え、その鍛えた筋肉を普段から使っている必要があります。眼筋ストレッチと、視点移動のトレーニングを欠かさず行ってください。
 
コツ2 「全体理解」という読み方であることを意識してください。
文節読みの箇所でも触れたことですが、パソコンでの全体理解と同様、本での全体理解もこの「意識」を持つだけでかなり違ってきます。本を開いて読む姿勢に入ると、ついつい意識が「しっかりといつも通り」読む精読になりがちです。パソコンと同様、本で全体理解をする際も、「今トレーニングしているのは全体理解、つまりあらすじさえ取れれば大丈夫な浅い読み方だ」という気軽な意識を持っていただく必要があります。

精読(本)のコツを教えてください。

コツ1 全体理解での読書スピードをしっかりと上げておく必要があります。
全体理解をする目的は多々存在しますが、その目的の中で最も大切なものは、「精読」の速度を上げること、です。全体理解という「あらすじ」をとる読み方は、情報処理の最速のスピードがでます。ですので、全体理解をしっかり上げていくとそれにつられて精読の速度も上がっていくというわけです。
精読の速度を上げる一番の近道は全体理解の速度を上げることです。しっかりトレーニングをしてみてください。

コツ2 普段から読書週間をつけておく必要があります。
毎日読書する時間があった方が当然精読の速度はどんどん上がっていきます。毎日が難しいという方でしたら、一日五分だけ読書の時間をとる、あるいは平日は読書をせずに、週末の休みの日に1時間や2時間読書の時間をとってください。
プールに入らずに泳ぐスピードを上げることはできません。それと同様に、読書をすることなく読むスピードを上げることもできないのです。とっても当たり前のことで見落としがちなコツですが、お忙しい方だとついうっかり読書の時間を持たない方もいらっしゃいます。とっても大切な基本ですので、どうぞきちんと読書の時間を設けてください。

全体理解のつもりが精読になってしまいます

 「視点移動トレーニング」か、「文節読みトレーニング」のどちらかを行ってください。
徐々にスピードが精読に落ちるといった場合の原因は次の2つです。
1. 目が疲れてしまってスピードが落ちる
2. 本の内容が面白くてついついしっかり読む精読にしてしまう
前者の場合は目の筋肉を鍛える必要がありますので、視点移動のトレーニングを行ってください。後者の場合は、まだ全体理解の感覚が定着していないということですので、パソコンで文節読みのトレーニングを行ってください。

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