速読記憶術 読書感想文「歴史を紀行する」ほか/h2>

SP式記憶術レポート(京都教室 M.O様)

受講生の方によるSP式記憶術のレポートです。
初見の本(一冊または一部)を何度か読みます。その後、本を一切見ずにブレインマップを作成し(省略可)、要約や感想文を書き出します。

『歴史を紀行する』司馬 遼太郎 著

書籍の一部を熟読で一度だけ読み、アウトプットを行いました。


幕末に高杉晋作が兵を募った時、馳せ参じた農民たちはかつての士族の子孫たちだった。
ただしこの時期に倒さねばならないのは幕府だけではなかった、新たに外国への恐怖が現れてきたのだ。
当時の日本の玄関口は下関であったが、ここに英国が攻めてきたため、長州の士族たちは沸騰した。
これまで、東の諸藩は米の禄にたよっていたが、長州はロウや塩、紙などを作り、ひそかに外国との貿易で利益をたくわえてきた。禄高は表面上は37万石だったが、実質は100万石にもなっていたそうだ。これにより、坂本竜馬の仲介で多量の銃や弾薬も長崎で買い付けたこともあり兵の近代化を果たしている。
 さて一方、徳川時代に城を築かされた萩はもともと湿地で利便性のない僻地であった。
 家康は城を僻地に築かせただけでなく、西への備えとして、姫路城、大坂城、名古屋城を築き、それでもダメなときは箱根天険で防ごうとしていた。
 怨念は代が変わっても引き継がれていく。関ヶ原に勝利した家康は毛利家取りつぶしをねらったが、その合戦の勝利に大恩があった毛利家の吉川弘家の懇願によって長州藩が残った。弘家は関ヶ原において、山に陣取った毛利家の大軍を出口で押しとどめ、関ヶ原に出陣させなかった。これによって東軍が勝利を得たといってもいいほどである。弘家はその勲功によって自分に与えられる予定だった防長2州を、毛利本家に差し出すことで家康の許しを得て、長州藩として毛利本家は存続できたのだ。
 だが、長州の族たちは決して徳川に恩義など感じなかった。かつての山陰の覇者も防長に押しやられたが、七族たちは殿様についてゆきたいと泣いて懇願したという。そのために上級武士であってもその禄は10石ほどで、とても食ってゆきない有様だっという。
やがて七族たちは農民となり、徳川に怨念をいただきつつ、幕末へと向かってゆく。彼らは寝るときは東に足を向けて寝ていたという話も伝わっている。長州の怨念は、幕府を倒すために幕末まで代が変わっても受け継がれてきたが、あらたに外夷が出てきたことで、日本国という意識を芽生えさせ、日本を発展させるエネルギーに昇華できたことは大いなる幸運だったとも思う。
 エネルギーはいかようにも向かうということでしょうか。
 今も、ある意味維新のころと一緒だと思う。一人一人のエネルギーと家族・地域・国へと向かわせいただきたいものだ。
(2012/10/27)

『読書力』斎藤 孝 著

書籍の一部を熟読で一度だけ読み、アウトプットを行いました。


 読書は人間を創ってゆく、人間を育てはぐくんでゆく。そして組織をまとめ戦う力となって、やがては国を形づくる大きな力となってゆく、と著者は言う。
 江戸時代は寺子屋が普及し、その識学率は世界最高水準であり、明治維新の大きな原動力となった。福沢諭吉の「学問のすすめ」は当時大ベストセラーとなっている。
 一方、日本の現状はどうか? 青少年たちが本を読まなくなって久しい。
 テレビは受身の媒体のため、時には思考も働くだろうが…単に流れてくる映像を眺めるだけにすぎない。読書は自らそれなりの覚悟を持って臨まねばならないため積極的な気持ちが生まれてくるようだ。語彙が増えることによって、当然知識が深まり思考の幅が広くなる。言葉で表現できる内容が増える分、情緒が豊かになるのでしょう。感情も情景・色彩が表現できれば、心が細やかになるのもうなずける。知識・教養人との会話もはずむというものでしょう。
 また小説を読むことによって、他人の人生観を共有できる。追体験できるし、逆境を跳ね返すバネにもなるのでしょう。 自分1人の経験なんて、たかが知れたもの。それを補ってくれるのが読書というわけだ。
 若者は、文庫100冊、新書50冊で「読書している」という。そこから先もあるわけだが、まずは皆がそのレベルに達するように子供の頃から読書に興味が沸くようにして欲しいものだ。
 本の幅は財産、そしてそれは「人」にあるともいえる。そしてそれは1人1人の読書からスタートしてきたといえる。日本の再生には読書はかかせないようだ。絶対に必要なことだということ。私も読めば読むほど、知りたい欲求にかられてくる。読書をすることが、ますます知識欲を生んでゆくのでしょう。
 そして知らず知らずのうちに心が鍛えられてきたような気もする。いくになっても闘える人でありたいとも思う。生涯読書!

『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』竹内 薫 著

書籍の一部を熟読で一度だけ読み、アウトプットを行いました。


飛行機が空中に浮かび上がる理屈が本当はまだわかっていないって?
そんなことはないでしょうと思ってしまうが、事実は跡付けの理論だそうです。
なるほど過去を振り返っても移り変わってゆくものだとも思える。
99.9%は仮説なんだといわれると、ちょっといぶかしいと思えるが、冷静に一つ一つ検索してゆくと、その多くは有利なデータだけを使ったこじつけになっているともいえる。
「仮説には仮説で対抗するしかない」と著者は言うが、これは並大抵ではないだろう。しかし自分としては、世の中の常識をそれまで以上に落ち着いた目で判断してゆきたい。
目を開かせる面白い本です。

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